
初めての東京ディズニーリゾート、まずは準備編!
CHECK3:「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」で迷ったら…
ライター加藤 1泊2日あれば2つのパークを楽しめますが、1日だけのお出かけの場合は、どちらかを選ぶことになりますよね。迷ったら、どんな人にどちらのパークがおすすめですか? 編集部 高崎 東京ディズニーランドは「夢と魔法の王国」、東京ディズニーシーは「冒険とイマジネーションの海」という、それぞれ異なるコンセプトを持っています。おすすめは、誰と行くか、何が目的かで変わってきますね。 例えば、子ども連れで行くなら「東京ディズニーランド」が◎。7つあるテーマランドごとに世界観ががらりと変わるので、子どもも飽きません。その上キッズ向けアトラクションやフードメニューも充実しています。おなじみのキャラクターにもたくさん会えるので、ディズニーの映画やキャラクターが好きな大人の方にもおすすめです。 カップルのデートなら、フォトジェニックな「東京ディズニーシー」。ゴンドラなどロマンチックなアトラクションもありますし、人気のダッフィーに会えるのもこちらです。アルコールの販売があるので、お酒が飲める人にも好評。一緒に行く人やお出かけの目的に合わせて、パークを選びましょう。
CHECK2:混雑を避けて楽しむのにおすすめの時期は?
―― 通年大盛況のイメージがあるパークですが、できれば混雑のない日に訪問したいもの。狙い目の時期はありますか? 高崎 空いている時期を挙げるなら、まずは2月。寒くて、春休み前ということもあり、人が少なくなる傾向があります。夏イベントや夏休みが始まる前の、6月~7月初旬も比較的に混雑が少なめ。またGWなど連休の最終日も意外と空いています。とはいえ年間を通して、やはり休日・休前日よりも平日の方が人出が少なくなりますね。 ネットで調べると様々な個人サイトに混雑予想が出ていて、それをチェックしてみると何となく傾向がつかめると思います。CHECK3:ベストなチケットの購入方法は?
―― 東京ディズニーリゾートのチケットは、2つのパークのどちらかを1日楽しめる「1デーパスポート」が定番。パークの窓口の他、コンビニや旅行代理店などでも販売されていますが、おすすめの購入方法は? 高崎 公式サイトからのオンライン購入か、ディズニーストアでの事前購入、当日の窓口購入と、色々なところで購入できるので、自分に合った方法が選べます。 オンラインの場合は、配送チケットと自宅でプリントアウトするeチケットといった、2種の受け取り方法があります。自宅で手配完了できて便利ですが、「日付指定券」と「オープン券」の選択で迷ってしまいそうなので、時間に余裕があるならばディズニーストアの窓口購入がおすすめ。ストアキャストに相談しながら券種を決められます。また、窓口購入とオンラインの配送チケットにはディズニーキャラクターのイラストが載っていますが、eチケットには載っていません。ここは要注意! ディズニーホテルや東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルなどに泊まる予定があるならば、パークチケットやファストパス・チケットがついてくる「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」の宿泊プランがお得です。 また、お得なチケットを狙うなら、学生限定の「キャンパスデーパスポート」(2018年の対象期間は1/5~3/20)や、「県民パスポート」「首都圏ウィークデーパスポート」といった地域限定の割引チケットなども、期間限定で販売されています。地域限定割引チケットについては、公式サイトに販売期間などの掲載がないので、コンビニや旅行代理店でチェック&購入を。
CHECK4:パークに行く日が決まったら…
―― パークはノープランで出かけても楽しめる場所ですが、準備が足りなかったために、損した気分になる場面も…。遊びに行く日が決まったら、やっておくべきことはありますか? 高崎 そうなのです。パークを満喫するために、事前準備は不可欠です! まずは食事について。パークではランチやディナーの時間帯には、レストランにも行列ができます。お腹が減った状態で、長時間待つのは辛いですよね。そこでやっておくと安心なのが、プライオリティ・シーティング対象のレストランの事前予約です。受付は1カ月前の午前10時から。もし早めに予定が決まっているなら、公式サイトまたは電話で急ぎ予約手配を。ぎりぎりにお出かけ日が決まった場合も、あきらめずにサイトで空き時間を探してみてください。14時30分~、16時~17時、21時あたりは比較的空いている場合もあります。
初めての東京ディズニーリゾート、いよいよ当日編!
CHECK5:当日の持ち物について
―― これがあると役に立つ、という持ち物を教えてください。 高崎 私は心配性なので、荷物は多い方です。でもパークのロッカーを利用するので、動くのに不便はありません。その荷物の中から厳選するなら、パレードの待ち時間に使うレジャーシート、携帯の充電器、タオル、ウェットティッシュなど。どれもパークで購入できます。かぶりものやポップコーンバケットも持っていきますが、当日パークで買うことも。なので、手ぶらでも問題ありません! 夏はドリンク1つを買うのに並ぶこともあるので、飲み物を持参すると安心。日傘も大活躍。あと、お土産をいっぱい買う予定があって、帰りの電車でその余韻を隠したい人は、レジャーバッグを用意しておくと便利です。
CHECK6:乗っておきたい、人気アトラクション
―― ずばり高崎さん的に、これは乗っておくべきというアトラクションは? 高崎 アトラクションやテーマエリア、テーマポートには、時代背景があったり、ディズニー映画をモチーフにしていたりと、それぞれストーリーがあります。そのストーリーとセットで楽しめるものがおすすめ。ディズニー映画を観てから来ると、「これってあのシーンにでてきたやつじゃない!?」的な発見もあって、より楽しめると思います。東京ディズニーランドのおすすめアトラクション
ビッグサンダー・マウンテン スプラッシュ・マウンテン スペース・マウンテン (3大マウンテンは必体験!!) ウエスタンリバー鉄道 蒸気船マークトウェイン号 (ガイドのアナウンスで、ストーリーを深く知ることができます) ジャングルクルーズ: ワイルドライフ・エクスペディション スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー など

東京ディニーシーのおすすめアトラクション
タワー・オブ・テラー センター・オブ・ジ・アース インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮 ニモ&フレンズ・シーライダー (ストーリーとセットで楽しめるアトラクションです) マジックランプシアター タートル・トーク (収容人数が多いシアター系は、待ち時間が比較的短くておすすめ) など

CHECK7:人気アトラクション攻略のポイント
―― いよいよ本題ですね!人気のアトラクションも、なんとか短い待ち時間でスムーズに楽しむ方法はないでしょうか? 高崎 私は25分以上待てないので、基本は入園してすぐに並ぶか、ファストパスを利用します。人気のアトラクションはお昼にはファストパスの発券が終わってしまうことが多いので、勝負は午前中。朝一番と10時頃、お昼前の3回ファストパスがとれれば、その間に待ち時間の短いアトラクションなどを利用して、うまくいけば1日6つのアトラクションには乗れるはずです。 ファストパスの発券状況やアトラクションの待ち時間は、モバイルサイトやアプリでも確認できるので、様子を見ながら動くのがおすすめ。シアター系は比較的待ち時間が短いので、ファストパスの合間の利用に便利です。

CHECK8:ショーやパレードのベスト観賞スポット
―― 東京ディズニーランドのパレードや東京ディズニーシーのハーバーショーは、公演エリアが広いので、エリア内のどこからでも見られるイメージがありますが、せっかくならベストなポイントで鑑賞したいもの。おすすめの場所や、ショー鑑賞で気を付けるべきことはありますか? 高崎 ショーやパレードの内容によって、ベストスポットは違ってきます。なので、キャストに聞くのが一番です。その際には、「写真を撮りたい」「このキャラクターが好き」「アトラクションの合間にちょこっと見られればいい」「最前列で楽しみたい」など、何かしらの希望を伝えるようにしましょう。「ミッキーがど真ん中で見られる場所はどこですか?」など、具体的に尋ねるほど、それに応じた回答をしてくれます。私も、夏のびしょ濡れイベントの時には水を被りたかったので、キャストに風向きを何度も聞きました。 ショーによってはメインの鑑賞エリアについて、座席指定券の抽選が行われることも。抽選は運なので、攻略法もあるようですが、いつも当たるとは限りません。どうしてもメイン鑑賞エリアで見たいなら、「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」のショー鑑賞券が含まれる宿泊プランを利用することをおすすめします。この鑑賞券があれば、通常のショーやパレードも専用鑑賞席で楽しめます。 ちなみにパレード待ちでレジャーシートを広げていいのは、1時間前から。場所取りの時間もワンハンドグルメを買ってくれば、ピクニック気分で過ごせて苦にはならないはず!パークの雰囲気を楽しみながら、パレードへのわくわくを募らせましょう。

CHECK9:レストラン攻略のポイント
―― 事前にレストランを予約し忘れてしまった場合、パーク内でスムーズに食事をとるための方法はありますか? 高崎 プライオリティ・シーティング(事前受付)対象のレストランには、当日枠があります。朝9時からオンラインで予約ができ、10時からは店頭で予約も可能です。過去に何度もこれで予約がとれました。前日までに席がとれなくてもあきらめずに、当日予約のチャンスをぜひ活用してください! また予約ができなくても、座席数が多いレストランなら、比較的入りやすいのでおすすめです。東京ディズニーランドの座席数が多いレストラン
トゥモローランド・テラス(約1470席) プラズマ・レイズ・ダイナー(約920席) ハングリーベア・レストラン(約710席)

東京ディズニーシーの座席数が多いレストラン
ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ(約750席) ケープコッド・クックオフ(約910席) ユカタン・ベースキャンプ・グリル(約690席)
CHECK10:お土産ショッピングの攻略ポイント
―― パークに行ったら、グッズ購入は欠かせません!でも夕方以降はショップが混み合って、ゆっくり吟味していられなくなるとか。攻略法はありますか? 高崎 ショップの混雑タイムは、みんなの帰り際です。混んでいると「あっちのグッズも見たかったけど人が多すぎて…」とあきらめるケースも(自身談)。なのでお昼頃までにショッピングを済ませて、ロッカーに預けてしまうのがベスト。でもロッカーって、私のように羽織りものや夜の発光グッズなど荷物を何度も出し入れする人だと、その都度お金がかかってしまいます。それがもったいないという場合は、自宅へ配送するという方法も。宅配センターは各パークの入口付近にありますし、一部店舗では会計時にそのまま発送も可能です。 お土産ショッピングのおすすめ店舗は、東京ディズニーランドでは「グランドエンポーリアム」、東京ディズニーシーでは「エンポーリオ」と「ガッレリーア・ディズニー」。入口近くに位置し、ほとんどの人気グッズが揃っています。混んでいる時にはパークの外にある「ボン・ヴォヤージュ」の利用もおすすめ。ここも品揃えが豊富で、私は会社帰りに寄ったりもしています。
CHECK11:最後に、高崎流パーク満喫のポイントは?
―― とっても勉強になりました!最後に、初めてのパークを満喫するために押さえておくべきポイントがあれば、教えてください。 高崎 パークは、そこに行けば気持ちを上げてくれる場所。なので素直にパークの雰囲気を楽しむことが、満喫のポイントだと思います。 私流の満喫術としては、ディズニー映画や「ディスカバー 東京ディズニーリゾート スーパーストーリー」のDVDなどを観て、予備知識を蓄えること。DVDではパークのお店1つ1つにあるストーリーや、アトラクションに登場する人物などについて紹介されていて、知的好奇心がくすぐられます。ディズニー映画も、観ておくとパークで出会うキャラクターの名前が分かるので楽しいです。 あと一番は…自分がパークの何にハマるかを、発見しに行ってほしいです。イベント性、音楽、キャラクターなど、ディズニーの世界観はもちろんのこと、自分でも気づかなかった自分の“好き”が見つかるかも。楽しみ方に正解はないので、「自分なりの楽しみ方を見つける」というのをテーマに出かけてみると、きっと一層楽しめるはずです!
ディズニーが大好きな高崎のパーク攻略術、いかがでしたでしょうか? ぶらりとノープランで出かけても楽しめるパークですが、事前準備と予備知識があれば、よりスムーズに、よりハッピーに、そしてより思い出深く、満喫できることは間違いなさそうです! ぜひ参考にして、夢の国へお出かけしてみてください。
東京ディズニーリゾート(R)
問合せ/東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
TEL/0570-00-8632(9時~19時)
料金/1デーパスポート大人(18歳以上)7400円、中人(12歳~17歳)6400円、小人(4歳~11歳)4800円、シニアパスポート(65歳以上) 6700円、他
「東京ディズニーリゾート」の詳細はこちら
※この記事は2017年10月取材時の情報です。
(C)Disney
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