せっかく旅行に来たなら有名な観光スポットを全部回りたい!でも、滞在時間は限られているし、交通機関を駆使して自分たちで行くとなると計画を立てるのも実行するのも一苦労です。
そんな方にオススメしたいのが2階建てオープンバスでの観光!!東京など日本でも走っているので見かけたことある方も多いと思います。 主要観光地を巡ってくれるのはもちろん、ほとんどの場所で嬉しい日本語解説付き!しかも、好きなところで自由に乗り降りができるので、行きたい観光スポットで降りることもできます。
効率よく短時間で観光スポットを回り切りたい方から、計画を立てるのが面倒くさい方まですべての方にオススメです!! 今回はいつの時代も訪れる人を魅了してやまない街「ローマ」をご紹介します!
■ オープンバス ルート
-
1.テルミニ駅
-
- 2.サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
-
- 3.コロッセオ(フォロ・ロマーノも近くにあります)
-
- 4.チルコ・マッシモ(真実の口も近くにあります)
-
- 5.ヴェネチア広場
-
- 6.サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)
-
- 7.トレビの泉そば(スペイン広場も近くにあります)
-
- 8. バルベリーニ広場
- 9.テルミニ駅
1.ローマ最大の駅「テルミニ駅」から出発!
世界の観光都市の中でも見どころが多いローマ。自力ですべてを回ろうと思うと大変ですがオープンツアーバスに乗ってしまえば安心!旅の出発点になるのが、この「テルミニ駅Stazione Termini」。 国際線、国内線の鉄道が頻繁に発着するローマ最大の駅です。ムッソリーニの構想により建てられた駅舎で、大理石やガラスが使われた近代的な駅です。
この駅前にある大きなロータリーからバスに乗れます。予約不要です。 チケットを買ったら中でイヤホンとマップをもらいましょう! マップをもらっておくと乗り降りする際にバス停の位置がわかり便利です。
2.数々の伝説が存在する「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」
テルミニ駅のすぐ近くの高台にある大聖堂。8月にもかかわらず雪が降ったという伝説があるようです。
4世紀に建設されてから何度も改築されているので、各時代の建築手法をみることができます。
内部のモザイクは必見!!
■ 基本情報
- ・名称: サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂(伊:Santa Maria Maggiore)
- ・住所: Via C. Alberto 47
- ・アクセス: テルミニ駅から1つ目のバス停(日本語アナウンス有)
- ・営業時間: 7時~19時
- ・電話番号: 06-483195
3.やっぱり最大の観光名所「コロッセオ」
「コロッセオが滅びるとき、ローマは滅び、そのとき世界も滅びる」といわれたローマ最大の観光名所コロッセオ。ラッセル・クロウ主演の映画「グラディエーター」のメイン撮影地としても知られています。
当時5万人の観客を収容することができたというコロッセオは圧巻です。近くにはフォロ・ロマーノなど世界遺産にも登録されている歴史的な建築物も沢山あるので、是非ここはバスを降りて観光してもらいたい!
■ 基本情報
- ・名称: コロッセオ(伊:Colosseo)
- ・住所: Plazza del Colosseo
- ・アクセス: テルミニ駅から2つ目のバス停(日本語アナウンス有)
- ・営業時間: 8:30~日没1時間前(季節により異なるので注意)
- ・定休日: 1/1, 12/25
- ・電話番号: 06-39967700
- ・料金:12ユーロ(フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘との2日間有効共通券)
3-① 古代ローマの生活の中心「フォロ・ロマーノ」
コロッセオのすぐお隣のフォロ・ロマーノは古代ローマの生活の中心地。台所、食堂など庶民的なところから、金融の商取引が行われていた場所もあり、古代ローマ人の生活を垣間見ることができます。コロッセオとならび世界遺産にも登録されています。
■ 基本情報
-
・名称:フォロ・ロマーノ(伊:Foro Romano)
-
- ・住所: Largo della Salaria Vecchiaex Largo Romolo e Remo 5
-
- ・アクセス: テルミニ駅から2つ目のバス停コロッセオで下車(日本語アナウンス有)
-
- ・営業時間: 8:30~日没1時間前(季節により異なるので注意)
-
- ・定休日: 1/1, 12/25
-
- ・電話番号: 06-39967700
- ・料金:12ユーロ(コロッセオ、パラティーノの丘との2日間有効共通券)
3-② 古代ローマの高級住宅地「パラティーノの丘」
皇帝たちが宮殿を建造した小高い丘パラティーノの丘。高級住宅地らしい庭園なども残っています。
ここからフォロ・ロマーノなども見下ろすこともできます!
■ 基本情報
-
・名称:パラティーノの丘(伊:Monte Palatino)
-
- ・住所:Via di S.Gregorio 30/ Piazza Santa Maria Nova 53
-
- ・アクセス: テルミニ駅から2つ目のバス停コロッセオで下車(日本語アナウンス有)
-
- ・営業時間: 8:30~日没1時間前(季節により異なるので注意)
-
- ・定休日: 1/1, 12/25
-
- ・電話番号: 06-0608
- ・料金:12ユーロ(コロッセオ、フォロ・ロマーノとの2日間有効共通券)
コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘の3か所の入場券は共通券になっています。コロッセオのチケット売り場は驚くほど混んでいるので、バス停から近いパラティーノの丘から入場券を買い、パラティーノの丘、フォロ・ロマーノ、コロッセオの順番で回るのがオススメです!!スイスイ観光できます!!
4.古代の戦車競技場「チルコ・マッシモ」
現在はジョギング場などスポーツのできる広場になっているが、ローマ時代は15万人を収容できる円形競技場があった場所です。
■ 基本情報
- ・名称: チルコ・マッシモ(伊:Circo Massimo)
- ・アクセス:テルミニ駅から3つ目のバス停チルコ・マッシモで下車(日本語アナウンス有)
4-① ローマ観光の大定番!!!「真実の口」
ローマの観光といえばココ!映画「ローマの休日」でおなじみの真実の口です。真実の口はサンタ・マリア・イン・コスメディア教会にあり、人々が口の中に手を入れようと長蛇の列を作っています。「嘘つきが手を入れると手を食べられてしまう」という中世からの言い伝え。是非手を入れて試してみてください!!
閉館ギリギリに行くと並んでいても入口から閉め出されてしまう可能性があるのでご注意を!
■ 基本情報
- ・名称: 真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディア教会の入り口)(伊:Piazza Bocca della Verita)
- ・住所: Plazza Bocca della Verta 18
- ・アクセス: テルミニ駅から3つ目のバス停チルコ・マッシモで下車(日本語アナウンス有)徒歩5分程
- ・営業時間:夏季:9:30~17:50
- 冬季: 9:30~16:50
5.豪華絢爛なランドマークの建つ「ヴェネチア広場」
5-① 街並みを一望できるスポット「ヴィットリアーノ」
ヴェネチア広場はローマの中心。街歩きの目安となります。イタリア統一を記念して、建てられたもので、16の円柱からなるコロナーデは大迫力です!!もし、時間があれば是非上まで行くことをオススメします!ここからはローマの街並みを一望することができ、コロッセオなどローマのシンボルを眺めることができます。また途中階のテラスにカフェもあるので、そこで景色を見ながらゆっくりするのも良いかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称: ヴィットリアーノ(伊:Vittoriano)
- ・住所: Plazza Venezia
- ・アクセス: テルミニ駅から4つ目のバス停ヴェネチア広場で下車(日本語アナウンス有)
- ・営業時間: 夏季:9:30~17:50
- 冬季: 9:30~16:50
- ・電話番号: 06-6780664
- ・料金: 無料(最上階よりさらに上部に行く場合はエレベータに乗る際に7ユーロが必要)
6.世界一小さい国「バチカン市国(サン・ピエトロ大聖堂)」
世界一小さい国バチカン市国。数々の映画で登場するカトリックの総本山はここにあります。国と行っても徒歩で歩いて回れてしまう小さな国です。ローマからのアクセスも非常に便利なことから多くの観光客がここを訪れます。
6-① カトリックの総本山「サン・ピエトロ大聖堂」
ニュース等で見たことある方も多いサン・ピエトロ大聖堂は、聖ペテロの墓の上に建てられた4世紀のバジリカが始まりで、以後サンガッロ、ラファエロ、ミケランジェロらが再建に取り組み、やっと1626年に完成したとのこと。あまりに壮大な聖堂と豪華絢爛な内部の装飾には、カトリックではない私たちも思わずため息が出ます。 合わせて「最後の審判」などを見学することができる美術館や博物館に行くのもオススメです。
・名称: サン・ピエトロ大聖堂(伊:Basilica di San Pietro)
・住所: Piazza San Pietro
・アクセス: テルミニ駅から5 つ目のバス停サン・ピエトロ大聖堂で下車(日本語アナウンス有)
・営業時間: 4/1~9/30 8:00~18:00 ·
10/1~3/31 8:00~17:00
6-② 夜もオススメ「サンタンジェロ城」
サン・ピエトロ大聖堂と並んで有名なサンタンジェロ城。丁度サン・ピエトロ大聖堂の直線上にあります。中世以降は要塞、法王の住まい、牢獄等様々な用途で使われていた建物です。最近では世界的ヒットとなった映画「ダヴィンチ・コード」の続編「天使と悪魔」に出てくるアジトとしても有名です。また夏は20:00~翌1:30まで夜間開館されるので、ライトアップがすごくきれいに見えます!(夏の夜間開館は年によって異なります。)
■ 基本情報
- ・名称: サンタンジェロ城(伊:Castel Sant’ Angelo)
- ・住所: Lungotevere Castello 50
- ・アクセス: テルミニ駅から5 つ目のバス停サン・ピエトロ大聖堂で下車(日本語アナウンス有)
- ・営業時間: 9:00~19:30
- ・定休日: 月曜日、1/1、12/25
- ・電話番号: 06-6819111
- ・料金: 7ユーロ
7.ここだけははずせない!!「トレビの泉」
日本人に一番有名なローマの観光スポットといえばトレビの泉ではないでしょうか。肩越しにコインを投げると再びローマに来ることができるというエピソードはあまりにも有名です。多くの観光客が泉の縁でコインを投げ入れています。泉は細い道にあるため、バスから見ることはできないため、見てみたい方は是非バスを降りて行ってください!
■ 基本情報
- ・名称: トレビの泉(Fontana di Trevi)
- ・アクセス: テルミニ駅から6つ目のバス停トレビの泉そばで下車(日本語アナウンス有)
7-① オードリー・ヘップバーンになれる?「スペイン階段」
スペイン広場にあるスペイン階段は映画「ローマの休日」の舞台としてあまりにも有名です!多くの人が階段に座り、思い思いの時間を過ごしているため、なかなかベストショットを撮るのは難しいかもしれませんが、陽気なムードを感じに是非足を運んでみてください。近くにはブランドショップなども立ち並んでいますので、このあたりでショッピングを楽しむこともできますよ。
■ 基本情報
- ・名称: スペイン広場(伊:Piazza di Spagna)
- ・アクセス: テルミニ駅から6つ目のバス停トレビの泉そばで下車(日本語アナウンス有)
オープンバスの情報
ローマには色々な会社が運行しているオープンバスがあります。コース等も会社によって多少異なるのでご注意ください。また、チケットはバスの中、もしくはバス停にいるスタッフの方から買うことをオススメします。街のタバッキや売店等で買う場合は注意してください。今回この記事の参考にしたバス会社は下記の通りです。
■ 基本情報
- ・名称: City sightseeing(赤いバスが目印です!)
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・運行間隔:15分~20分おき
- ・料金: 1日券 15ユーロ
- 1回券(1時間有効) 12ユーロ
- 2日券 20ユーロ
- ・所要時間: 100分
- ・公式サイトURL: http://www.city-sightseeing.com/tours/italy/rome.htm
最近のコメント