1996年にオープンした油壺マリンパークは歴史ある水族館です。趣向を凝らした海の生き物たちのショーや動物たちとの体験イベントが人気です。

１．油壺マリンパークとは？

油壺マリンパークは、様々な種類の魚達が泳ぐ世界最大規模のドーナツ型回遊水槽が有名です。イルカとアシカの華麗なショーも楽しめ、深海に住む希少なサメの標本などを見ることができます。

２．４つの魅力

ドーナツの海大水槽

ぐるりと360度全方向から見られるドーナツ型の回遊水槽です。水量750tの巨大水槽で、約400種類の海の生きものたちが展示されています。この水槽のメインは、なんといっても全長３ｍを超える大型のサメ「シロワニ」です。

外見に似合わず性格はおとなしいとのことですが、すごい迫力です。

こちらはノコギリエイ。餌を取りに行くときは、ノコギリを振り回しながら泳ぎます。

 

貴重な標本展示

貴重な深海サメの標本を間近で見ることができます。
「ラブカ」と呼ばれる深海ザメは、歯の形状や口の位置、エラの数などの形状から最も原始的なサメと考えられています。

回遊水槽の中央に展示されている「メガマウスシャーク」の剥製は、世界で37番目に発見された全長5.7ｍ,体重1.2ｔのメスの個体です。骨格標本とともに展示しています。

 

屋内大海洋劇場ファンタジアム

ファンタジアムでは天候を木にせずイルカ、アシカ、ペンギンによるショーが行われます。照明や音響を駆使し、ミュージカル仕立てにしたショーは季節により構成やストーリーが違います。何度見ても楽しめますよ！

 

展望台からの眺め

三浦海岸の南端という場所を生かした展望台からの景色は格別です。遮るものがなにもなく、相模湾を一望することができます。対岸の伊豆半島、晴れた日には富士山が見えます。
夕日がとてもきれいですね！

 

３．主な生き物

移動時に両足をそろえて前方に跳ぶ習性があることから、「イワトビペンギン」と呼ばれています。
油壺マリンパークで飼育されているペンギンは「キタイワトビペンギン」という貴重な種類で、長い髪飾りが特徴です。小さいけれど、攻撃的な性格なんだとか。

ペンギンの他にも絶滅が危惧されているカワウソやコウモリ、フクロウなども飼育されています。

４．常設のショーや体験プログラムの紹介

油壺マリンパークではファンタジアムの他にも様々なパフォーマンスを開催しています。
魚の学校をテーマに魚の生態を解説する「魚のパフォーマンス」をはじめ、回遊水槽の魚に餌を与えながら解説をしてもらえる「魚たちのガイド・クルーズ」などほのぼのとしたイベントです。

魚の餌やりやコツメカワウソとの握手体験などのイベントもあり、実際に動物たちと触れ合うことができます（※有料・予約制）。水族館の裏側見学ツアーも人気です。

コツメカワウソとの握手。かわいいですね♪

５．基本情報