華やかに、時に厳かに繰り広げられる東北各地のお祭り。旅情をそそり、思い出を彩る東北のお祭りを目当てに、今年の旅の計画を立ててみるのはどうでしょう。
今回は東北三大祭り、日本三大花火の一つ大曲の花火はもちろん、注目のお祭りをご紹介します。
例えば、有名だけどなかなか行く機会のなかったお祭りに訪れてみたり、花火大会へ浴衣持参で出かけてみるのもワクワクしますね。
冬には、雪まつりやかまくら体験で幻想的な銀世界を堪能、はたまたご当地グルメイベントでごちそうに食らいつくのも楽しそう!
旅の気分を盛り上げてくれる東北のお祭りを起点に、楽しい旅を計画してみてくださいね。
<目次>
■青森県
■岩手県
■秋田県
■宮城県
■山形県
■福島県

1. 2019菜の花フェスティバル inよこはま【横浜町】
<春>開催日:5月18日(土)・19日(日)
一面に広がる黄色い絨毯。

約150haの面積を誇る、日本有数の菜の花畑です。開花中は大迷路を毎日開園しています(小学生以上100円)。陸奥湾までも一望できる展望台も設置しています。
2.八戸三社大祭【八戸市】
<夏>開催日:7月31日(水)~8月4日(日)
豪華絢爛な山車に注目。

2016年、ユネスコ無形文化遺産に登録された山車行事です。三つの神社の神輿行列のお供として運行する神話、歌舞伎などの場面を題材とした山車は圧巻です。
3.青森ねぶた祭【青森市】
<夏>開催日:8月2日(金)~7日(水)
日本を代表する夏祭り。

ねぶたと言われる山車、跳人(ハネト)、お囃子が三位一体となり、勇壮・華麗・哀調と様々な表情を見せます。夜のねぶた運行は6日までで、7日は昼のみです。
4.十和田湖冬物語2020【十和田市】
<冬>開催日:2020年1月31日(金)~2月23日(日)※予定
雪像やイルミ、グルメも◎。

巨大雪像や、幻想的なイルミネーションのほか、ウインターバーやご当地グルメが並ぶあったかいテントブースでお腹も満足です!花火打ち上げもあります。
[TEL]0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)
[開催場所]十和田湖畔休屋

5.第42回盛岡さんさ踊り【盛岡市】
<夏>開催日:8月1日(木)~4日(日)
勇壮な太鼓と華麗な踊り。

「サッコラチョイワヤッセ」のかけ声と太鼓の音に合わせ、市内中心部を約250団体、3万5000人がパレードします。最後の輪踊りに参加して楽しみましょう!
6.盛岡花火の祭典【盛岡市】
<花火>開催日:8月11日(日)※予定:荒天の際は12日(月・休)
盛岡エリア最大規模の大会。

北上川の河畔で尺玉や連発花火、スターマインなど、バラエティに富んだ約1万発の花火が夜空に舞います。全国の花火師達の競演にも注目です。
7.第62回わんこそば全日本大会【花巻市】
<冬>開催日:2020年2月11日(火・祝)※予定
制限時間に何杯食べられる?

わんこそば発祥の地といわれる花巻市で行われる冬の風物詩です。わんこそばの杯数を競うメインプログラムのほか、郷土芸能や大抽選会も実施予定です。
[TEL]0198-24-2025(花巻青年会議所)
[開催場所]花巻市文化会館大ホール

8.秋田竿燈まつり【秋田市】
<夏>開催日:8月3日(土)~6日(火)
夜空に揺れる、黄金の稲穂。

竿燈は稲穂、提灯を米俵に見たて、豊作を祈願する夏祭りです。差し手が上げる竿燈は、最大で46個の提灯を下げ、高さ約12m、重さ約50㎏にもなります。
9.第93回全国花火競技大会「大曲の花火」【大仙市】
<花火>開催日:8月31日(土)
花火師の技を間近で体感。

毎年8月の最終土曜日に開催される花火師の競技大会です。観覧席の販売方法は、毎年4月上旬頃に発表されます。昼花火・夜花火で計約1万8000発が打ち上げられます。
[TEL]0187-88-8073(大曲商工会議所 花火振興事業部)
[開催場所]大仙市大曲雄物川河畔
「第93回全国花火競技大会「大曲の花火」」の詳細はこちら
10.第47回本場大館きりたんぽまつり【大館市】
<秋>開催日:10月12日(土)~14日(月・祝)
本場のきりたんぽをパクリ。

大館地方で各家庭のおふくろの味として受け継がれてきたきりたんぽをはじめ、創作たんぽや秋田県内の郷土食、ご当地グルメが大集合します。
[TEL]0186-48-7400(大館食の祭典協議会)
[開催場所]大館市ニプロハチ公ドーム
11.横手の雪まつり【横手市】
<冬>開催日:2020年2月15日(土)~17日(月)
雪のほこらでおもてなし。

古くから続く横手の小正月行事です。町一帯にあらわれるかまくらの中では、地元の子どもたちが甘酒やお餅で客人をあたたかくもてなします。
[TEL]0182-33-7111(横手市観光協会)
[開催場所]横手市役所本庁舎前道路公園ほか
■宮城県

12.みやぎ蔵王 すいせん祭り【蔵王町】
<春>開催日:4月下旬~5月下旬
ゲレンデを覆うすいせん。

約30種類60万株のすいせんが、ゲレンデ一面を埋め尽くす景色は圧巻です。
13.仙台七夕まつり【仙台市】
<夏>開催日:8月6日(火)~8日(木)
七夕飾りが街を彩る。

吹き流しや仕掛け物など、趣向を凝らした色とりどりの笹飾りが、商店街や街角にアーチを描きます。5日は前夜祭として花火大会も開催されます。
14.第29回定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台【仙台市】
<秋>開催日:9月7日(土)・8日(日)
街角がステージの音楽祭。

定禅寺通を中心に、市内中心部の街角で、ジャズやロック、民族音楽など様々なジャンルの音楽が演奏されます。国内外から約700組が参加します。
15. 2019SENDAI光のページェント【仙台市】
<冬>開催日:12月上旬~31日(火)※予定
冬の並木通りが光煌めく。

数十万のLEDでケヤキ並木を飾るイルミネーションイベントです。約1分間の消灯後再び一斉に点灯するスターライト・ウインクは18時・19時・20時です。
[TEL]022-261-6515(同実行委員会)
[開催場所]仙台市中心部

16.山形花笠まつり【山形市】
<夏>開催日:8月5日(月)~7日(水)
紅花の花笠で踊り子が舞う。

紅花をあしらった花笠を手に踊り子が花笠音頭を背景に、市内のメインストリートを舞い踊ります。参加団体によって踊り方が違うのも注目ポイントです。
17.赤川花火大会【鶴岡市】
<花火>開催日:8月17日(土)
花火の迫力を間近で体感!

全長700mにわたる打ち上げ場所や、上空で1000m幅にも及ぶ雄大な花火大会は、全国的にも希少です。約1万2000発の花火が夜空に大輪の花を咲かせます。
18.日本一の芋煮会フェスティバル【山形市】
<秋>開催日:9月15日(日)
重機で作るジャンボ芋煮。

イベント最大の目玉は、6.5mの大鍋で一度に3万食を作る芋煮です。まさにおいしさもスケールも「日本一」です!300円以上の協賛で、芋煮1杯を味わえます。
19.上杉雪灯篭まつり【米沢市】
<冬>開催日:2020年2月8日(土)・9日(日)※予定
銀世界を照らす暖かな光。

雪深い米沢の町を、約300基の雪灯篭と約1000の雪ぼんぼりが、やわらかな光で包み込みます。キャンドルゾーンは、一転してカラフルな光の世界です。
[TEL]0238-22-9607(四季のまつり委員会)
[開催場所]松が岬公園一帯ほか

20.福島わらじまつり【福島市】
<夏>開催日:8月2日(金)・3日(土)
大わらじを掲げてパレード。

今年の開催で50回を数える福島市の夏まつりです。長さ12mもの巨大なわらじが会場内を練り歩き、わらじ音頭に合わせてわらじおどりを華やかに踊ります。
21.第66回いわき花火大会【いわき市】
<花火>開催日:8月3日(土)
海と花火と音楽がコラボ。

夏の小名浜港を舞台に、迫力満点のスターマインや尺玉など、音楽とコラボレーションした花火が見どころです。打ち上げ数は約1万2000発です。
[TEL]0246-53-5677(同実行委員会)
[開催場所]アクアマリンパーク(小名浜1・2号埠頭)
22.第65回二本松の菊人形【二本松市】
<秋>開催日:10月~11月にかけて開催
3万5000株の菊絵巻!

紅葉名所の霞ヶ城公園で行われる菊まつり。例年、45日ほどの期間で行われ、毎年のテーマに基づいて作られる数々の菊人形や品評会が人気です。
23.会津絵ろうそくまつり【会津若松市】
<冬>開催日:2020年2月14日(金)・15日(土)※予定
雪景色に浮かぶ会津幻影。

会津の特産品である絵ろうそくを使い、雪の町を優しく照らす冬の風物詩です。鶴ヶ城や御薬園など会津を代表する歴史名所も幻想的なムードになります。
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