昭和レトロな懐かしい雰囲気の「別府市公会堂(別府市中央公民館)」の魅力!

昭和レトロな「別府市公会堂(別府市中央公民館)」の魅力とは

2014年10月に着工し、約1年4か月の改修工事の末「中央公民館・市民会館」が「別府市公会堂」と名称をかえて2016年4月1日にリニューアルオープンした大分県別府市上田の湯町にある中央公民館と市民会館が入った公会堂です。今回のリニューアルで、1928年に建てられた当時のデザインを復元され、昭和レトロな懐かしい雰囲気になりました。また、耐震補強とエレベーターの設置や多目的トイレを各階に設置するなどバリアフリー対応が強化され、より安全で誰もが使いやすい施設になりました。そんな昭和レトロな「別府市公会堂(別府市中央公民館)」の魅力をご紹介していきます。

別府市公会堂(別府市中央公民館)とは?

初代別府市市長 神澤又市郎氏が1924年(大正13年)の市政施行を記念し、発案し1928年(昭和3年)に別府市南部児童館(旧別府郵便電話電話分室)を手掛けた吉田鉄郎氏が設計しました。場所は、麻生太吉氏の別荘跡地に建設されました。麻生太吉氏とは、麻生太郎元総理の曾祖父で石油王でした。

現存する県内最古の鉄筋コンクリート造の建物として1994年(平成6年)11月25日に別府市指定有形文化財にも指定されています。スエーデンのストックホルムの市庁舎をモデルにしたデザインは、「DOCOMO 日本におけるモダン・ムーブメント建築」にも選定されています。

2014年(平成26年)10月より改修工事が始まり、2016年(平成28年)4月1日にリニューアルオープンしました。名称も「別府市中央公民館・市民会館」から戦前の名称であった「別府市公会堂」へと変わりました。1階が中央公民館、2階と3階が市民会館となっています。

別府市公会堂(別府市中央公民館)の魅力①:建設当時を復元

2014年(平成26年)10月から改修工事が行われ、2016年(平成28年)4月1日にリニューアルオープンした「別府市公会堂(別府市中央公民館)」は、建設当時のデザインが復元されています。1967年(昭和42年)の改修工事から撤去されていたシンボルの正面階段とホワイエ、外観スクラッチタイルの張り替えなどがされ、昭和初期の面影を残した懐かしい空間になりました。

このように当時のデザインが忠実に再現できたのは、当時の設計資料が残されていたからです。大分県別府市は、幸いにも改修工事が始まるまで大きな災害にも遭うことがなく、資料を保存することができたのです。だからこそ、照明器具など隅々まで当時の姿を復元できました。

1階の「別府市公会堂メモリアルロビー」では、建設当時の写真や照明器具、関連資料などが展示されています。

別府市公会堂(別府市中央公民館)」の魅力②:大ホール

2階と3階の吹き抜けの「大ホール」も天井がアーチ状になり、建設当時を再現してあります。この「大ホール」は、耐震の関係から10年以上バルコニー部分が使用されていませんでした。
リニューアルされた「大ホール」は、全体が白で統一され、約557席の赤い椅子が特徴です。3階には、九州初のバルコニー型の観覧席を取り入れています。3階のバルコニー型観覧席からは、会場全体が見渡せます。様々なコンサートやイベント、演奏会が行われています。

復原竣工記念セレモニーが2016年3月7日に行われ、この大ホールで行われました。5月28日に行われた「リニューアル記念オープニングイベント」も開催されました。

「大ホール」の椅子も当時の設計のまま座席が残されています。3階のホールの後方には、当時の古い木製の黒い椅子も保存されています。

別府市公会堂(別府市中央公民館)」の魅力③:星のモチーフ

「別府市公会堂(別府市中央公民館)」の廊下や壁、照明など様々な所に星をモチーフにしたデザインがあります。南側の階段の2階から3階の踊り場の窓には、星・月・夜をデザインしたステンドグラスがあります。このステンドグラスも建設当時のままです。夜空のブルーが美しいですね。このステンドグラスのデザインも設計者の吉田鉄郎氏が手掛けました。時間や光により、このブルーが廊下に映し出されるそうです。
廊下の星形の灯具も当時のまま使用しています。屋上への階段の天井やドアなどにも星形のレリーフがあります。吉田鉄郎氏は、星に憧れやロマンを感じていたのでしょうか?随所に見つけることができます。星がどこにあるのか探してみるのも楽しいですね。

別府市公会堂(別府市中央公民館)の魅力④:残されたサイレン

以前は、屋上に設置されていた空襲警報のサイレンは、別府市公会堂の駐車場の一角に置かれています。このサイレンは、15馬力ターボサイレンというそうで、当時は15キロメートル四方にまで響き渡っていたそうです。昭和16年(1941年)に愛国婦人会別府分会が寄付を募り、4,500円集められ翌17年6月6日に設置されました。昭和16年の頃の1万円は、現在の約2,700万円になるそうなので、かなりの寄付金が集まりました。戦後は、正午の時報を知らせていたそうです。

この場所に移されたのは、平成元年(1989年)10月です。国内のサイレンでは、現存するのは、ここだけだとも言われてる大変貴重なものです。「別府市公会堂(別府市中央公民館)」に訪れた際は、このサイレンにも足を運んでみてくださいね。

吉田鉄郎氏が設計した「別府市南部児童館」

別府市には、吉田鉄郎氏が設計した建物が残っています。それは、「別府市南部児童館」です。元は、別府郵便局電話局電話分室でした。この「別府市児童館」は、「別府市公会堂(別府市中央公民館)」と同じ1928年(昭和3年)に建てられました。1998年(平成10年)に文化庁の登録有形文化財に指定されました。

赤いレンガ張りのモダンな建物で、アーチや星形をモチーフにした照明器具など「別府市公会堂(別府市中央公民館)」と同じ部分を見ることができます。装飾が少なく、シンプルな構造となったモダニウム建築です。

現在は、子育て支援センターとしての役割を果たし、地域の人々に愛されています。図書館や多目的ホールなどが整った施設です。

【住所】大分県別府市末広町1番3号
【アクセス】JR別府駅から15分
【電話番号】0977-26-3355
【利用可能時間】9:00~19:00
【休館日】月曜日、祝日の翌日、年末年始
【利用料金】無料

別府市公会堂(別府市中央公民館)へのアクセス

イメージ画像です

昭和レトロな「別府市公会堂(別府市中央公民館)」の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたか?大分県には、近代建築の建物が多く残っています。近くを訪れた際には、ぜひ、「別府市公会堂(別府市中央公民館)」へも足を運んで見てくださいね。
【住所】大分県別府市上田の湯町6-37
【アクセス】JR別府駅から徒歩約10分
大分自動車道別府ICから別府駅方面へ約15分
【電話番号】0977-22-4118
【開館時間】9:00~22:00
【閉館日】年末年始
【入館料】無料
【駐車場】60台

大分県臼杵市の人気&おすすめグルメスポット20選

大分県竹田市の人気&おすすめグルメスポット20選

関連記事

  1. 雲のような生食パン!洋菓子屋さんから生まれた「ベーカリーキッチン…

    熊本県天草の&#…

  2. 芦ノ湖温泉(神奈川県)の人気&おすすめ旅館・ホテルランキングTO…

    次の連休の予定は決まっていますか?友だちと、夫婦と、恋人と、気軽に行ける国内旅行といえば…そう、温泉…

  3. 大阪にある人気&おすすめ海水浴場ランキングTOP4

    大阪は天下の台所、食い倒れの街として有名です。今日は海水浴ですよ。大阪に海なんてぬわーい!いいえ…

  4. 今週の東京都内・近郊のおすすめイベント情報【2月27日(月)〜3…

    今週の東京都内・近郊のおすすめイベント情報【2月27日(月)〜3月5日(日)】楽しいことがいっぱ…

  5. 福岡県・二日市温泉の人気&おすすめ癒しの旅館・ホテル3選

    福岡県筑紫野…

  6. 茨城旅行に行ったら絶対に買いたい!必ず喜ばれる茨城県の人気&おす…

    関東地方の北東部、東は太平洋に面する茨城県では多くの美味しい農産物が生産され、海の幸にも恵まれている…

  7. 九州の隠れた新名所!日本初の島ごと民泊で借りられる無人島R…

    民泊に関する関心が高まる中、今斬新な長崎の民泊が注目を浴びているのをご存知ですか。それはなんと島をま…

  8. 愛媛の郷土料理「鯛めし」の美味しいランチが食べられる人気&おすす…

    愛媛の人気おすすめランチランキングです。愛媛といえば鯛めしですね。いまや鯛めしは全国から食べ…

最近のコメント

    PAGE TOP
    search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss