タヒチは、洗練された極上リゾートの代表格。非日常的な空間でゆっくりと過ごせるのはもちろん、さまざまなアクティビティもあって二人きりで特別な体験ができるので、ハネムーン先にピッタリです。

日本から行く際は、エア タヒチ ヌイの直行便を活用すると便利。成田からタヒチへのフライトの機内では「ティアレ・タヒチ」という白い国花をいただけます。花びらは基本的に6〜7枚ですが、まれに8枚のものがあり、見つけると幸せになれるとか。受け取ったら数えてみましょう。

タヒチに着いたら、まずは水上バンガローに滞在。誰もが一度は宿泊してみたいと思うこの水上バンガロー、実はタヒチが発祥の地なんです。プール付きの部屋や2階建てなど種類が豊富で、選べるのも嬉しいポイント。

なかには、2畳分のガラスの床がある部屋も。のぞいてみると、海を泳ぐ魚を見られるかもしれません。

朝は、カヌーで朝食をお部屋まで届けてくれる「カヌーブレックファスト」も楽しめます。笑顔いっぱいのタヒチアンが、二人のために朝食をテーブルに並べて、素敵な朝を演出。タヒチだからこそ叶う夢のような時間です。

水上バンガローの周りには、写真のように美しいブルーラグーンが広がっています。テラスからそのまま海に入ることができ、シュノーケルをすることも可能。ぜひ二人で楽しんでください。

タヒチには、カップルで楽しめるアクティビティがたくさんあります。そのひとつがフォトツアーです。プロのカメラマンが、絶好のロケーションでウエディングドレス姿の写真を撮ってくれます。自宅に飾る特別な一枚を撮影してもらいましょう。

タヒチの伝統オイル「モノイ」や「タマヌ」を使ったトリートメントもおすすめ。高台で絶景を見ながらの体験や水上バンガローでガラスの床から魚を見ながらの体験など、豊富なメニューが用意されています。二人で同時に受けられるカップルズスパもあります。

ラグーンに浮かぶ無人島でピクニックをみんなで楽しむ「モツピクニックツアー」は、タヒチならではです。

これは、ボートでシュノーケリングポイントをめぐり、モツ（小島）に上陸してランチをとるツアー。到着したら、ココナッツ割りやパレオの着付けといったタヒチアンカルチャーの体験もできます。無人島を二人占めできる「プライベートモツピクニックツアー」もあります。

タヒチ島、モーレア島、ランギロア島では、ドルフィンウォッチングも可能。なかでもモーレア島にはドルフィンセンターがあり、イルカと一緒に泳いだり、トレーナー体験をすることもできます。ハネムーナーのための特別プログラムもあるので、事前に予約しておきましょう。

そのほかにも、カヌーやパドルボートなど遊び方はさまざま。タヒチでは、これらのようにエンジンを必要としないアクティビティは無料で体験できるホテルが多いんです。美しいラグーンを、二人で思うままに遊び尽くしてください。

タヒチでは、海に沈む美しい夕日も見逃せません。カタマランヨットで沖にでて、クルーズをしながら眺めるもよし、リゾートのサンセットポイントから見るもよし。いずれも、シャンパンを飲みながらロマンチックな時間を楽しむことができます。

タヒチの首都・パペーテの中心にあるカテドラル付近には、熱気あふれるマルシェやショップ、カフェが点在。のんびりお散歩するのにぴったりのスポットがたくさんあります。

マルシェでは、1階でフルーツ、お魚、サンドイッチ、お惣菜などを売っていて、2階はパレオ、真珠などを販売しているお店もあります。お土産探しにもおすすめです。

ぜひ買って帰りたいのがパレオ。水着の上に巻いたり、ストール代わりにしたり、ソファカバーにするなど使用用途がたくさんあるので、お土産として渡せばきっと喜んでもらえます。

なかには手染めのものもあります。写真のモーレア島のお店「ナチュラルミスティーク」のようにパレオアーティストが描いたオリジナル製品を扱うお店もあるので、お気に入りを見つけてください。

もうひとつ、おすすめのお土産が「ティファイファイ」と呼ばれるタヒチアンキルト。タヒチでは、結婚する際に花婿側から花嫁へこれを贈る習慣があり、ウエディングセレモニーでは新郎新婦を大きな一枚のティファイファイで包んで永遠の愛を誓う儀式が行われるんです。

現地ではキットが販売されているので、旅の思い出として自分だけのオリジナルキルトにトライしてみてはいかがでしょうか。

素敵な水上バンガローに泊まれて、街歩きも楽しめて、たくさんの非日常体験ができるタヒチ。どこも絵になる美しさでSNS映えもします。愛する人と魅力いっぱいのタヒチを、心ゆくまで楽しんできてください。