1999年12月2日に愛媛県立とべ動物園で誕生したメスのホッキョクグマの「ピース」はメディアでも取り上げられて話題になりました。1953年に設立されて松山市民に愛されてきた道後動物園が1988年に移転してできたのが「愛媛県立とべ動物園」です。

春には桜、夏の緑陰、秋にはもみじ、そして冬木立を遊歩道をのんびり散歩しながら楽しむことができる動物園です。この動物園の楽しみ方は動物だけではありません。

愛媛県立とべ動物園と言えば、やはり「しろくまピース」です。しろくまピースは、1999年12月2日にとべ動物園で誕生したメスのホッキョクグマです。

ぬいぐるみのように可愛いルックスがメディアなどでも話題になって人気者になりました。16歳になった今でもお誕生会が毎年開催され続けているとべ動物園のスーパーアイドルを観察するのも楽しみ方のひとつです。

愛媛県立とべ動物園にはアフリカゾウの家族がいます。アフリカゾウは、日本では年々少なくっています。しかし、愛媛県立とべ動物園にはアフリカゾウが4頭います！

父親ゾウが「アフ」、母親ゾウが「リカ」、2006年に生まれた長女のゾウが「媛（ひめ）」、2013年に生まれたの次女のゾウが「砥愛（とあ）」です。ファミリーで、アフリカゾウのファミリーの様子を見るのも楽しみ方のひとつです。

愛媛県立とべ動物園は、動物の様子を見て楽しむというだけの楽しみ方だけではありません。ここに来て、普段の生活を忘れてのんびりするというのは大人の楽しみ方。

動物はさまざまな貌を見せてくれます。それだけでなく、愛媛県立とべ動物園周辺には立派な大樹に成長した木々があります。桜やもみじ、冬木立もキレイなので、遊歩道を散歩するのもオススメです。

愛媛県立とべ動物園を好きになったら、年間パスポート（大人1,500円）を購入するのが良いですよ！

とべ動物園でじっくりゆっくり、動物を見たり散歩したりして1年間に何度も楽しみたいときには年間パスポートを持つしかありません。桜や紅葉を見るときにも使えますし、砥部焼伝統産業会館やおさかな館、坂村真民記念館の入館料も割引になります。

最後に、もう少し足を伸ばして砥部焼（とべやき）について知ることもオススメです。砥部焼は、愛媛県砥部町を中心に作られている陶磁器で、伝統的な砥部焼の技法が受け継がれてきています。

最近では、若手陶工や女性の手による「技法にこだわらない砥部焼」が増えています。工場見学やろくろ、絵付けなどが体験できます。愛媛県立とべ動物園の楽しみ方のひとつとして、まずは砥部焼を知ることも良いでしょう！

砥部焼観光センター 炎の里
【住所】愛媛県伊予郡砥部町千足359
【電話番号】089-962-2070
【FAX】 089-962-6611
【営業時間】8:30～18:00
【アクセス】JR松山駅より車で40分、砥部焼観光センターバス停(伊予鉄バス)より徒歩5分、松山ICより車で15分

愛媛県立とべ動物園
【住所】〒791-2191 愛媛県伊予郡砥部町上原町240 愛媛県立とべ動物園
【電話番号】089-962-6000
【ＦＡＸ】 089-962-6194
【開園時間】9：00～17：00（入園は16：30まで）
なお、15：30からエサを与える時間になるので、見られない動物があります。
【休園日】 毎週月曜日（月曜日が祝日のときには開園しています。）
また、12月29日から1月1日は休園日です。
【アクセス】伊予鉄バスで路線名砥部線(千舟町経由)、行き先はえひめこどもの城になります。
•「松山市駅」から乗車（3番のりば）して「とべ動物園前」で下車
•「いよ立花駅」から乗車して「とべ動物園前」下車自動車の場合、松山ICから国道33号を南に約10分、松山市中心部から国道33号を南に約20分です。

愛媛県立とべ動物園の楽しみ方を紹介しました。動物園は子どもたちだけではなく大人も楽しめることが分かっていただけたのではないでしょうか？ぜひ、愛媛県、松山市を訪れた際には1度訪れてみませんか！