山梨県にある“忍野八海”は、世界遺産の富士山の構成資産の1つ。“忍野八海”は、富士山の澄んだ雪解け水が湧出する8つの池の総称のことなんです。江戸時代には富士山に入山する前に身を清めるためのスポットだったんだとか。そこで今回は“忍野八海”の魅力ついてご紹介します!(※掲載されている情報は2018年7月記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)
魅力たっぷりの山梨県
東京都心からのアクセスの良い山梨県には観光地がたくさんあって、ドライブや旅行に人気のスポットですよね。ここ「河口湖」は富士五湖の1つで、圧巻の富士山ビューが楽しめます。1年中いつ行っても美しい四季も人気の理由の1つ。
詳細情報
- 山梨県南都留郡富士河口湖町
- 0555-72-3168
“忍野八海”ってこんな所!

今回ご紹介するのは、富士山の伏流水が湧き出す景勝地「忍野八海」です。8つの池が点在していて、2時間ほどですべての池を回ることができます。日本の原風景が広がる名水の里で、世界遺産である富士山の構成資産の1つです。
湧池(わくいけ)
こちらの「湧池」は忍野八海の中でも最も湧水度が多く、底まで見える透明度です。揺れ動く水面や深い水底の景観はなんとも言えない景色です。バックには富士山が見え、向かいには水車小屋があり、忍野八海のシンボルとも言える池です。
底抜池(そこなしいけ)
こちらは「底抜池(そこなしいけ)」です。ここは敷地の最奧、自然が生い茂る静かな場所にあります。この池の名前の由来は、食器や野菜を洗っている時にうっかり手を離して水底に引き込まれて決して浮かんでこないという伝説からなんだとか。
濁池
こちらは「濁池」です。名前の通り池の一部が濁っていますが、水質が悪いというわけではありません。他の池と同じように池底まで見通せますよ。濁池の名前の由来は、1杯の水を求めた行者の頼みを断ったために水が濁ったという昔話からだそうですよ。
お釜池
こちらは「お釜池」です。8つの池の中で面積は最小ですが、水深は深い所で約4mもあるんだとか。水中で梅花藻(バイカモ)が揺れ動く景色や水の青さ、水中を泳ぐ魚の姿はなんとも言えない絶景ですよ。
他には「菖蒲池」、「鏡池」、「銚子池」、「出口池」の4つがあります。かつて富士登山を目指す人々が禊を行う場所だったことから、池にはそれぞれの守護神の八代竜王が祭られています。各池に伝わる伝説もとても面白いので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
近くには観光スポットもたくさん
山中湖 花の都公園

四季折々の花々が堪能できるこちらの「山中湖 花の都公園」は、富士五湖随一のフラワースポットとして人気。忍野八海からは車で約15分で到着します。8月はひまわりが見頃を迎えています。
富士大石 ハナテラス(葡萄屋kofuハナテラスカフェ)
こちらの「富士大石ハナテラス」は、昨年2017年7月にオープンした複合施設です。中でもおすすめは季節のフルーツパフェが人気の「葡萄屋kofuハナテラスカフェ」です。他にも山梨の名産品やアクセサリーを販売するお店があり、おしゃれな外観もとても素敵ですよ。
詳細情報
- 山梨県南都留郡山中湖村山中1650
- 0555-62-5587
- 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1477-1
- 055-237-5207
夏のお出かけは山梨“忍野八海”へ
いかがでしたか?今回は、山梨県の南東部・富士北麓にある「忍野八海」をご紹介しました!水の綺麗な山梨だからこそ見られる美しい景色でしたね。この夏はぜひ山梨県の忍野八海にお出かけに行ってみてください。(※掲載されている情報は2018年7月記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)
詳細情報
- 山梨県南都留郡忍野村忍草
- 0555-84-4221(忍野村観光協会(忍野村観光案内所))
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