ヨーロッパ旅行の前に知りたい!基本ガイド
いつか行きたい憧れのヨーロッパ旅行。
まずはおすすめ都市の前に、ビザ・予算や費用・治安についてなどの基本ガイドをお伝えします。
ヨーロッパ旅行ではビザは必要?
結論からいうと、ヨーロッパ旅行ではビザは必要ないと考えて問題ありません。
西欧ではすべて、東欧で一部の国を除く、ほとんどのヨーロッパの国では3ヶ月~6ヶ月以内の観光の場合はビザが免除されています。
日本人がヨーロッパ旅行にいくときの主な日程は、フランス・ドイツ・イギリスなどの主要国で1週間や10泊などが多いと思いますが、そのような一般的なヨーロッパ旅行であればほとんど気にしなくていいと言えます。
「旅券残存有効期間」として、パスポートの残り有効期限が3ヶ月あることが条件になっているところは多いので、残り有効期限には気をつけましょう。
ビザが不要な国がほとんどですが、逆にビザが必要なヨーロッパの国は以下の通り。
アゼルバイジャン共和国
アルメニア共和国
ウズベキスタン共和国
タジキスタン共和国
トルクメニスタン
ベラルーシ共和国
ロシア連邦
旅行代理店に行けばもちろんツアー申込時にビザ取得が必要なケースを教えてくれますが、自分たちで旅程を考える場合などは、最新情報を外務省のホームページで確認するようにしましょう。
※上記のビザは日本人の場合を指しています。
また未成年者の場合は渡航に制限が付く場合もあります。
ヨーロッパ旅行の予算・費用は?(1週間滞在、1国のケース)
ヨーロッパ旅行にかかる費用ですが、もちろんどこで何をするか、ホテルのグレードや食事の内容等によって細かく分かれますが、ここではざっくり予算感をご紹介。
大まかに把握をするには下記の相場を覚えておきましょう。
※1ユーロ120円の場合
・海外保険料 7日分では3,000-4,000円程度(保証内容により変わります)
・旅行代金 15万円前後
ツアー代金。
ホテル代、飛行機、燃油サーチャージ込み
・現地の食事 1日5,000円×7日間=35,000円
・現地の交通費 1日1000円×7日間=7,000円。
ただし国をまたぐ場合は飛行機や鉄道などの費用が別途発生します。
・各国空港税(到着税・保安税など含む) 1,000円~20,000円(国によって違う)
・オプショナルツアーや美術館などの料金 各自別途。
5000円~1万円あれば有名観光スポットの入場料はだいたい範囲内となるでしょう。
現地ツアーガイドの日本人の付き添いを伴うもの、または単に美術館に入場するだけのもの、などでかなり価格は変わってきます。
・お土産 10,000円
上記はかなりざっくりではありますが、ヨーロッパ旅行に1週間行こう!となればひとり30万円を覚悟するイメージになります。
もちろん格安ツアーを組もうと思えば違った結果になりますし、為替・石油の価格などにも左右されるので、異論は多くあると思いますが、相場観としての参考にしてください。
カップルで50~60万円くらい、新婚旅行でホテルのグレードを上げると100万円くらい、というイメージですね。
ヨーロッパ旅行の予算・費用は?(1ヶ月のケース)
先程は1週間滞在で1人30万円というざっくり試算をしましたが、例えば1ヶ月ヨーロッパに行こう!となった場合どのような費用感を覚悟するでしょうか。
やはり1ヶ月間なにをするのか?によって変わってきます。
1ヶ月のヨーロッパ旅行では、豪華ホテル宿泊と美食の旅というよりも、多くの国・エリアを周遊する目的になるでしょう。
そのようなイメージで、1週間のケースと違ってツアーではなく、また無理に費用を圧縮しないで計算をしてみると、このようなイメージです。
※1ユーロ120円の場合
・海外保険料 1ヶ月分では1万2000-1万6000円程度(保証内容により変わります)
・航空券(日本←→ヨーロッパ) 10万円×2=200,000円
・航空券(ヨーロッパ域内) 2万円×4=80,000円
・現地交通費 1日3000円、1ヶ月10万円
・飲食代 1日5,000円 1ヶ月15万円(朝は軽食、昼は10ユーロ、夜は普通のレストランでワイン1杯付きのイメージ、ミネラルウォーター等も込み)
・各国空港税 1000円~20,000円
・宿泊費 1泊8,000円 1ヶ月24万円
・オプショナルツアーや観光費用 10個所、5-10万円
・お土産 1万円
1人で合計【85万円】くらいになります。
ただし、1ヶ月をどう過ごすか、食事とホテルのグレードをどこまで工夫するかによってかなり変わりますので、あくまで参考程度に。
もし格安でいく場合、航空券(日本←→ヨーロッパ)は片道6万円程度のカタール経由などを使い、ホテルは1泊3,000円程度のユースホテル、食費を1日2000円程度に抑えれば、40万円くらいで1ヶ月を過ごせます。
ヨーロッパの治安は大丈夫?
2015年と2016年に立て続けにフランスでの同時多発テロが起きたり、ヨーロッパの治安も心配されています。
気を付けておきたいのは、テロに狙われる可能性を指して「治安」と言うことと、地元民による盗難や夜間の犯罪を指して「治安」というかは、少し違うということ。
ただ、「財布やスマホを盗まれない、スリに合わない」「公共交通機関が安心して利用できる」「詐欺に合わない」「夜歩ける」といった程度の治安についての認識は、日本はかなり平和なほうで、すべての国において十分に気をつけたほうが良いと思ってください。
つまり、パリの地下鉄では日本人観光客はスリの標的になりますし、イギリスやドイツも含めて小道に入っただけでも軽犯罪に合う可能性は十分にあり、夜間の外出は出来るだけ避けるのが基本、という認識です。
対策としては、パスポートや財布は外から見えないポーチや内ポケットに。
カバンは常に肌身離さず、ハイヒールは履かず、また現金を多く持たずにクレジットカードを使うことなどが挙げられます。
残念ながらヨーロッパ旅行だけではなく、アジアなどでも基本的なテクニックですね。
現地の警察の番号、クレジットカードが盗難にあった場合の即座の停止手続き方法(及び国際電話のかけ方)、スマホ遠隔ロックの方法、その国でのタクシーの相場、なども控えておきましょう。
女子旅におすすめの美しい都市30選はここ!No,1-10
それでは、おすすめの「美しい・かわいい都市」をご紹介します。
#1 ローテンブルグ(Rothenburg)/ドイツ
中世の街並みがそのままに残るドイツのローテンブルク。
その街は市城壁に囲まれており、路地は石畳、家はカラフルで少し古びた木組み。
まるでおとぎ話や絵本の世界に入り込んだような可愛らしくてアンティーク感の漂う街並みです。
注意しなければならないのが、ドイツにはローテンブルクといった名前の町が多々あります。
紹介しているこの街の本名は「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」です。
似た名前の街が多いので道や行き方を尋ねる際に注意が必要。
ローテンブルクへの行き方は、フランクフルト駅からドイツ鉄道で乗り換え2回。
約3時間ほど揺られると到着です。
または、ミュンヘン中央駅から乗り継ぎ2回、約3時間です。
乗り継ぎに少々苦戦しますが、事前に下調べをして行けば無事辿り着けます。
ローテンブルクは女子一人旅には最高におすすめの街です。
#2 トスカーナ(toscana)/イタリア
数多くの世界遺産があるイタリアのトスカーナ。
トスカーナとは州の名前で、トスカーナ地方とも呼び、その中にルネッサンス芸術の中心地である歴史遺産の都市フィレンツェを代表に、ピサやシエナ、ピエンツァなど、数々の素晴らしい芸術遺産や文化遺産、建築物、風景が残る10個の都市があります。
世界遺産に登録されている、シエナのヴァル・ドルチャはなだらかな丘に糸杉が連なり、数々の芸術家を魅了した景色が広がっています。
トスカーナへの行き方はローマから鉄道またはバスでどちらとも約4時間で中心都市のフィレンツェに到着します。
芸術や歴史に興味がある女子は行かなきゃ損といった場所でしょう。
また、この地方には古くからある葡萄畑やオリーブの木立が多く、ワインやイタリア本場の料理は絶品。
トスカーナワイン街道なんてルートもある。
ワイン好きにはたまらないスポットであることには間違いないですね。
#3 ハルシュタット(Hallstatt)/オーストリア
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オーストラリアにある世界遺産の湖畔ハルシュタルト。
世界一美しい湖畔(湖のほとり)といわれるこの街は、別名岩塩の街とも呼ばれ、世界最古の岩塩の採掘坑があり、岩塩坑の中を見学できるツアーもあります。
ハルシュタルトの景色は通年楽しめますが、おすすめは冬。
雪や霜でさらに幻想的な景色になります。
街並みもオーストラリアの典型ともいえる情緒溢れる街並み。
のどかで落ち着いた街なので、時間がゆっくりと流れているような感覚になります。
行き方は、ザルツブルグからハルシュタルトまでは電車で乗り換え1回ですが、まずザルツブルクへの日本からの直行便がないのでヨーロッパで飛行機を乗り継ぐか、鉄道での旅になります。
ハルシュタルト駅に到着すると、湖を挟んで反対側に街が広がっているので、渡し船を利用して移動になります。
#4 ヴェネチア(Venezia)/イタリア
アドリアの海の女王と称されるイタリアの水の都ヴェネチア。
118の小さな島があり、その島と島の間をたくさんの橋が繋いでいるヴェネチア。
街の中での移動手段は船か徒歩で、車は街の中に入れませんのでご注意を。
島と島の間に流れる運河にはたくさんの船が浮いて行き来していて、まさに水の都といった風情溢れる街です。
ヴェネチアの街全体とそれを繋ぐラグーナ(潟という意味)は世界遺産に登録されています。
街を探索するだけで楽しめますが、見どころとして、サン・マルコ大聖堂があります。
ただ、観光客で混み合いますので、中を見るには事前の予約が必要でしょう。
日本からの行き方ですが、直行便がないためミラノから鉄道で行くか、ヨーロッパから飛行機を乗り継いででヴェネチアに赴くか、が主な交通手段。
車は街に入れないのでおすすめしません。
#5 プラハ(Praha)/チェコ
チェコの首都であり、百塔の街と呼ばれるプラハ。
大戦中の戦火を免れたプラハの街には、ルネッサンスやゴシック、バロック様式の歴史的建築物が数多く残されており、世界で最も美しいと言われる街の一つです。
プラハの魅力といえば時代を超えてそのままに残されている聖ミクラーシュ教会やプラハ城といった芸術的な建造物ですが、真逆に時代に沿って変わっていく街の雰囲気や人も魅力の一つです。
アンティーク感漂う街並みと賑やかでどこか時代が交差する感覚を得られる街。
天文時計は見ているだけで癒されるものがあります。
行き方は直行便がないため、ドイツのミュンヘンやフィンランドのヘルシンキなどの空港で飛行機を乗り継ぎ、プラハ空港へ。
そこからは電車や地下鉄、タクシーなどを利用して中心地や観光したいスポットまで移動する、という交通手段が多いようです。
#6 コペンハーゲン(Copenhagen)/デンマーク
デンマーク最大の都市であり、ヨーロッパで最も古く人気のあるコペンハーゲン。
童話作家ハンス・クリスチャン・アルデンセンが生まれた国であり、有名なのが人魚姫。
街にはアルデンセンと人魚姫の銅像があります。
コペンハーゲンは何といっても街が可愛い。
女子にはたまらない要素が数多くあるこの街は、同性愛などに対する差別がなくそのお祭りが行われています。
北欧デザインの発信地でもある。
ロココ様式のアマリエンボー宮殿がある広場には出入りが自由で、宮殿の前には絵本に出てくるような兵隊が銃を構えてしっかり警備を行っていますよ。
おとぎ話の国とも呼ばれ、とにかく街全体が可愛いのです!行き方は日本からヨーロッパ各都市で飛行機を乗り継ぎ、コペンハーゲン空港まで。
#7 ルネサンスを生んだ花の都フィレンツェ/イタリア
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やはり美しい街と言ってイタリア「フィレンツェ」は外せないでしょう。
由緒正しき歴史残る街並みに、大聖堂の建築物、そしてレオナルドやミケランジェロも住んだアートの街としての文化面も見逃せません。
ルネサンスを生んだ街として、その美しさはぜひヨーロッパ旅行に組み込みたいところ!
#8 チェスキークロムロフ(Cesky Krumlov)/チェコ
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ヨーロッパに来たなら一度は訪れたい、世界で最も美しい街のひとつ、世界遺産古都チェスキークルムロフ。
川が街の周りを囲んで流れており、さらにボヘミアの木が街を囲んでいる。
中世の姿がそのままに残されており、旧市街の家々はルネッサンス様式のまま残されています。
見どころのチェスキークルムロフ城は、ゴシック、ルネッサンス、バロックなど、その時々その都度様式を変えて増築や改修を重ねられた結果、様々な様式が混ざり合った独特の建築として今も残されています。
小さな町なので、歩いてぐるっと一周回れます。
日本からの行き方ですが、チェコ共和国の首都・プラハまで飛行機で行き、プラハ駅から鉄道またはバスでの旅になります。
鉄道で約4~5時間、路線バスで約3時間です。
#9 コッツウォルズ(Cotswolds)/イギリス
英国で最も美しいといわれる村、映画ハリーポッターのロケ地としても使われたコッツウォルズ。
古い独特の可愛い建物が並んでいて、建物の壁にはコッツウォルズストーンというハチミツのような色の石が使用されていて、それがまた村の風景を何より美しくしています。
絵本にでてきそうな家々は、女子の心だけでなく訪れる観光客のハートを奪っていきますね。
そして、ハリーポッターのロケ地として使用されたグロースター大聖堂は圧巻!ハリーポッターファンにはたまらない場所でしょう。
おすすめの季節は秋です、紅葉した木々や落ち葉がさらに村を引き立たせます。
日本からの行き方は、ロンドンから電車でコッツウォルズまで約1時間半。
またはバスで約3~4時間です。
#10 ドブロブニク/クロアチア
アドリア海に面する美しい街並みを見せるクロアチアのドブロブニク。
ジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台としてよく知られています。
“アドリア海の真珠”という名に納得せざるを得ない絶景が広がります。
女子旅におすすめの美しい都市30選はここ!No,11-20
#11 ブダペスト(budapest)/ハンガリー
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ハンガリーの首都であり、ドナウの真珠と呼ばれるブダペスト。
100年以上の歴史をもつオペラ劇場があり、19世紀に建設された古建物は戦火から免れ、今も当時の姿のまま人々に愛されています。
チケットも安く、気軽にオペラやバレエを観ることができます。
また、温泉大国でもあり、セニーチェ温泉はプールのような広い浴槽に、水着を着用して男女混浴で入浴ができます。
さらに、ハンガリーの地下鉄は世界遺産に登録されている唯一の地下鉄で、電気式の地下鉄としては世界初であり、世界で3番目に古いとされています。
そして、訪れたなら必ず目にするであろうセニーチェ橋は、ドナウ川を挟んでブダペストの二つの地区を結ぶ重要かつ大迫力の橋です。
このように数々の魅力を持つブダペスト。
行き方は直行便がないため、ヨーロッパン各都市で飛行機を乗り継いでの入国となります。
#12 レーヌ(Reine)/ノルウェー
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ノルウェーで最も美しいといわれる村、レーヌ。
まるで絵に描いたような美しさで、冬の景色は絶景中の絶景。
のどかで時間がゆっくり流れていくようなレーヌには、緑の中にカラフルで可愛らしいコテージいくつもあり、湖に面しているので、水面に映る空や山、夜の灯りがその小さな村の魅力をより一層引き出します。
また、オーロラを鑑賞できるので観光客には大人気です。
死ぬまでに一度はこの目でオーロラを見てみたいものです。
行き方ですが、日本からは直行便がないため、日本からフィンランドの首都・ヘルシンキで飛行機を乗り継ぎ、トロムソヘ。
さらにトロムソからフェリーなどを乗り継ぎレーヌへと辿り着きます。
冬の女子一人旅をするなら、オーロラと絵画のように美しい景色が観られるレーヌがおすすめです。
#13 フロイデンベルク(Freudenberg)/ドイツ
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ドイツにあるモノトーンで統一された異空間の街、フロイデンベルク。
外国の家々はカラフルで可愛らしい家が多いですが、フロイデンベルクの家々はモノトーンカラーの木組みの家で統一されており、綺麗に家が一定間隔で並んで建っています。
この街は他の街のような有名な観光スポットはありませんが、モノトーンで統一された家々が建ち並ぶ独特な雰囲気をもつ落ち着いた景色こそが、何よりの観光スポットです。
近くにはそんな景色を一望できる公園があり、お弁当を持ってピクニックに行ったり落ち着いた時間を過ごしたい方には絶好の街。
行き方は日本から飛行機でドイツのフランクフルトまで行き、そこからジーゲンまで列車で2時間。
そして、ジーゲンからフロイデンベルクまでバスに乗り35分程で到着となります。
#14 タリン(Tallinn)/エストニア
エストニアの首都でありIT先進国、世界遺産のおとぎの国タリン。
モダンな雰囲気と趣ある街並み、物価の安さや、可愛くて個性的な雑貨が多いことが観光客から人気を集めています。
街ではどこでもWi-Fiが通っており、小学一年生からITの授業が行われています。
タリンの観光スポットは旧市街を取り囲む石で造られた城壁や門や城塞です。
また、セーターの壁と呼ばれる編み物を売っている屋台が並んだ場所があったり、工芸が盛んなのでセンスの光るお店が街に多いことも魅力の一つ。
日本からの行き方ですが、フィンランドのヘルシンキまで飛行機で行き、中央駅からヘルシンキ西港まで電車で移動。
ヘルシンキ西港からタリンまで船が出ているのでそれを利用し、約2時間ほどで到着します。
#15 コルマール(colmar)/フランス
フランスの花咲く街、ハウルの動く城の舞台にもなった絵画のような街、コルマール。
ハウルの動く城の街の景色がそのまま現実に見られるメルヘンで可愛らしい、女性が似合う街です。
この街は中世のルネッサンスの街並みや、木組みの可愛い家々が美しく残されています。
街にはたくさんの花が飾られており、河沿いの景色は可愛いものやメルヘンチックなものが好きな女子にはたまらないでしょう。
とにかく街のあちこちが可愛い。
街を散歩するだけで楽しいと思いますが、見どころとしてコウノトリの巣があるサン・マルタン教会と1537年に建てられたプフィスタの家があげられます。
日本からの行き方はパリの東駅からTGVを使用しミュールズ行きに乗りコルマール駅まで。
約2時間50分程で到着します。
おすすめのシーズンは暖かい季節はもちろんですが、クリスマスシーズンがおすすめです。
#16 エギスアイム/フランス
フランスのアルザス地方の村、エギスアイム(Eguisheim)は、フランスで最も美しい村の一つとして有名。
アルザスワイン発祥の村であり、エギスハイム城と噴水広場を中心にして、建ち並ぶ家は美しい花々でいっぱい。
まるで絵本のような村です。
#17 エズ(Eze)/フランス
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岩山の上にある天空の村、鷲の巣村と呼ばれるエズ。
中世の面影を持つ、石造りの家々が集まる美しい村です。
中世時代に敵の侵入を防ぐために岩山の上に迷路のような細かい狭い路地を作り村としたのが始まりなのですが、今ではそれが世界に類を見ない美しくてきれいな村の理由になっています。
路地が狭く入り組んでいるので迷子に注意ですが、散歩や探索にはもってこいの村でせ。
また、熱帯植物園やレストランなどから地中海を一望できます。
どこかエレガントでアンティーク感があり、可愛らしく落ち着いた村の景色や雰囲気はこれまた女性にはたまらないでしょう。
行き方は、日本からパリなどで飛行機を乗り継ぎニースまで行き、ニースのバスターミナルから出ている市バスを利用して、約30分程で到着します。
普通の市バスなので、バス料金はなんと1ユーロ。
たった1ユーロでエズの景色に出会えるのなら、フランスに訪れた際にいかない理由はありません。
#18 ブリュージュ(Brugge)/ベルギー
北方のヴェネチア、3つの世界遺産を持つ街、ブリュージュ。
ブリュージュは橋という意味で、街のいたるところを通う運河の上には幾つもの橋が架けられています。
北方のヴェネチアと呼ばれるだけある水の都。
世界遺産に登録されている旧市街一帯には歴史的な建造物がいくつもあり、屋根のない博物館と呼ばれ、またその中に二つの文化遺産があります。
戦時中に一般女性が集まり共同生活を送ったベギン修道院がその一つ。
もう一つはマルクト広場にある、歴史を感じる古びた存在感のある鐘楼。
13~15世紀に造られた鐘楼は今もそのままの姿で私たちに何かを訴えかけます。
ブリュージュの可愛らしい家が建ち並ぶ風景や街の景色はどこを切り取っても絵になります。
様々な表情を見せてくれるブリュージュの街への行き方は、ブリュッセル中央駅からブリュージュまで鉄道を利用します。
約1時間15分程で到着します。
#19 ミハス(Mijas)/スペイン
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白い壁の家々が建ち並ぶ白い村、ミハス。
スペインのアンダルシア州にあるこの小さな村の家々は白い壁に淡い赤土色の屋根で統一されており、地中海とその村の美しい景色がよく合っています。
日本人観光客が多いせいか、村には日本語の看板や商品がちらほら。
また、ミハスには可愛らし雑貨屋がたくさんあり、ラ ハリータというカラフルで可愛らしい陶器がおすすめ。
また、石鹸や押し花、オリーブオイルなどと女性の心をくすぐるものがたくさんあります。
小さな村なので村を回るのは簡単。
ゆっくりと散歩をしながら、景色を堪能するのがおすすめです。
見どころの一つとして、ミハスには世界最小の闘牛場があり、毎週末に闘牛が開催されているので、ミハスに足を運んだ際は闘牛を観てみるのもいいかもしれません。
日本からの行き方ですが、ヨーロッパの各都市で飛行機を乗り継ぎマラガまで行き、マラガからミハスまでバスでの移動か、マラガの駅からフロエンヒローラ駅まで電車を利用し、そこからさらにバスで約20分程でミハスに到着となります。
#20 グリンデルワルト(grindelwald)/スイス
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大自然に包まれた街、グリンデルワルト。
この街には他の街のように教会や宮殿といった歴史的建造物などはありませんが、街を包むように大きく広がる大自然の景色こそが何よりの魅力であり、時間を忘れて様々な考え事から解き放ってくれるような包容力があります。
岩山に沿って急で長い階段を上がると氷河を見られたり、ゴンドラに乗って景色を一望できる展望台に行けたり、展望台からブランコ状態でゴンドラで通ってきた景色を渡れるアトラクションがあったり、巨大なローデルバーンといわれる滑り台があったりと、遊びどころ満載の場所。
日本からの行き方はスイスのチューリッヒまで飛行機で行き、チューリッヒ空港の駅からグリンデルワルトまで電車で約2時間40分程の移動です。
女子旅におすすめの美しい都市30選はここ!No,21-30
#21 アマルフィ(amalfi)/イタリア
世界で最も美しい海岸線といわれる世界遺産の海岸をもつ街、アマルフィ。
中世ローマ帝国時代にイタリアで最も早く貿易海洋として栄えた歴史を持つ都市です。
マリーナ門をくぐり街中に入るとドゥオーモ大聖堂のある広場に出ます。
アマルフィの象徴ともいえるバロック様式の大聖堂の姿には圧巻。
海岸線の街なだけに魚介類を使用した料理は絶品です。
街には可愛い雑貨屋やフルーツなどのお店がたくさん。
アマルフィの家々は断崖に沿うように建てられているので住民の方々は上り下り大変なのだとか。
夜になり、街に明かりが灯るとまた違った表情を見せてくれます。
日本からの行き方は、ナポリからアマルフィまでの直行バスを利用(約3時間)するか、サレルノかソレントまで行きアマルフィ行きのバス(約1時間半)、もしくは船を利用(約40分)します。
#22 アルベロベッロ(Alberobello)/イタリア
トゥルッリの街と呼ばれる世界遺産の街、アルベロベッロ。
この街の特徴といえば、旧市街に並ぶ円錐形の灰色の屋根に白い壁で統一された家々です。
このような作りの家をトゥルッリと呼びます。
家の玄関には花が飾られていたり花壇があったりと見ているだけで可愛くて癒されます。
トゥルッリの家のいくつかはお土産屋さんや飲食店として利用されています。
また、新市街にはカフェやレストランなどのお店も多く、見どころ楽しみどころ満載です。
落ち着いていて、静かなアルベロベッロはこれまた女性の似合う街です。
日本からの行き方はローマやミラノからバーリまで飛行機で約1時間。
バーリーから鉄道でアルベロベッロまで約1時間で到着します。
またはバスで約2時間です。
#23 アムステルダム(Amsterdam)/オランダ
オランダの首都であり、美しい水の都アムステルダム。
この街の魅力は旧市街の建造物や美術館や公園。
オランダ出身の有名な画家といえば、ゴッホやフェルメール、レンブラントですが、国立美術館ではそれら17世紀を代表する数々の展示品を見ることができます。
美術や芸術に興味のある方にはたまらないでしょう。
街にはレンブラントが20年間過ごした家があり、作品やレンブラントが実際に使用していたものなどを見ることができます。
また、第二次世界大戦中にアンネ・フランク一家が2年間身を潜め過ごした家も残されています。
春に行けばキューケンホフ公園で色とりどりに咲くチューリップが見られます。
日本からの行き方は日本から直行便が出ているのでアムステルダム空港までひとっとびです。
約12時間程で到着となります。
#24 リヴァプール/イギリス
ビートルズゆかりの地やサッカークラブ「リヴァプールFC」などイギリス大衆文化が集うリヴァプール。
世界遺産「リヴァプール-海商都市」として登録された地域は、海に照らされるライトアップされた夜景がとっても綺麗!何度でも行きたくなる国です。
#25 ナポリ/イタリア
南イタリアの温かい雰囲気をそのまま形にしたような、地中海の潮風心地よい「ナポリ」。
ローマ、ミラノに次ぐ第3の都市で、「ナポリを見てから死ね」との明言を残すほど魅力に満ちています。
ヨーロッパ旅行ではやはりここも外せないでしょう。
#26 ベルン/スイス
絵のように美しい都市といえば、ここベルンも外せません。
街全体が世界遺産となっていて、中世ヨーロッパの美しさと面影をそのまま残します。
#27 ヴェネツィア/イタリア
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誰もが憧れる水の都といえば、やっぱりヴェネツィア。
1000年栄えた都市として歴史もあり、特徴的な石造建築が軒を連ねます。
#28 ヴァチカン市国
東京ディズニーランドよりも小さく、世界一小さな国家がイタリアに囲まれるようにして存在します。
そしてキリスト教カトリックの聖地でもあり、長い歴史のなかでも登場頻度の多い場所なんです。
なんと国土全体が世界遺産。
その神々しい雰囲気の中心にあるのは「サン・ピエトロ大聖堂」。
思わず写真を撮る手も止まらないかも。
#29 ヴィルニュスの歴史地区/リトアニア
バルト三国に属するリトアニア。
いまでは領土もそこまで大きくありませんが、なんとかつてはヨーロッパで最大級の領地があったのです。
ヴィルニュスの歴史地区は、まるで中世ヨーロッパの時代に迷い込んでしまったかのような、古き良きヨーロッパの美しい建築物に囲まれた憧れの場所です。
#30 恋する街、ヴェローナ/イタリア
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名作「ロミオとジュリエット」の舞台となったのがここ、「ヴェローナ」。
なんと観光地としてのジュリエットの家という場所もあり、ジュリエット像の左胸を触ると恋が叶うという言い伝えも。
恋のパワースポットとしてその恩恵をいただこうと人気の観光地となっています。
また、恋の悩みを書いて投函するとジュリエットの秘書から返事をもらうことができます。
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