
キリバス共和国をご存知ですか?どこにあってどんな見どころがあるのか?キリバスの基本情報をお伝えします。
キリバスの基本情報とは
太平洋上に位置するギルバート諸島、フェニックス諸島、そしてライン諸島の一部等を領土とする国家で、イギリス連邦加盟国である。
キリバスは33の環礁からなり、それらは赤道付近に350万km²にも亘って散らばっている。そのために世界第3位に相当する排他的経済水域を有している
どんな国なのか基本情報を見ていきましょう。
①キリバスの歴史と政治
1956 – 1962年、ライン諸島のクリスマス島がイギリス・アメリカ両国の核実験場とされた。 1978年にエリス諸島はツバルとしてイギリスから独立した。1979年にキリバスが独立した。
キリバスの議会は、4年に一度の選挙で選ばれ、44人の議員で構成される。大統領は、元首であると同時に行政府の長でもあり、Beretitentiと呼ばれる。
近年の海面上昇で国土の多くが沈むと言われています。
キリバスについて詳しく見ていきましょう。
②キリバスの島々
キリバスは、次の4つの主な島・諸島からなる。バナバ: ナウルとギルバート諸島の間にある孤島。ギルバート諸島: フィジーの北およそ1500kmにある16の環礁。フェニックス諸島: ギルバート諸島の南東およそ1800kmにある8つの環礁・珊瑚島。ライン諸島: ギルバート諸島の東およそ3300kmにある9つの環礁・島
海抜の低い環礁が多いために、キリバスは近年の海面上昇で、国土の半数以上は水没の危機にある。 アノテ・トン大統領は、2007年8月に日本の読売新聞のインタビューで、もはやキリバスの水没は免れないと明言、全国民の他国への移住計画を発表した。
2014年2月11日、フィジーのエペリ・ナイラティカウ大統領が、
キリバスの国土が水没した場合にキリバスの全国民をフィジーに移住させる用意があることを公式に表明しました。
③交通・言語・時差など
タラワにあるボンリキ国際空港にブリスベン、ホニアラ、ナンディ、ナウルとの間の飛行機が飛ぶ。日本から行く場合は直行便が無いため、グアムやブリスベンを経由するなどフィジーのナンディまで行き、タラワに戻る格好になる。
言語は、キリバス語と英語が公用語である。英語よりはキリバス語の方が広く話されている。
祝祭日は
1月1日 元日
イースター 2日前 聖金曜日
イースター 翌日 イースター・マンデー
4月18日 健康の日
7月12日 – 7月14日 独立記念日
8月7日 青年の日
12月25日 クリスマス
12月26日 ボクシング・デー
④通貨・宗教など
キリスト教が主要な宗教だが、固有の宗教の習慣などが混ざったものになっている。
通貨は豪ドルを使用
住民は、98.9%(1990年)がミクロネシア人で、他には少数のポリネシア人やヨーロッパ系人種や韓国系等の混成者もいます。
⑤キリバスの観光
クリスマス島はまた、海鳥の生息地としても世界的に有名です。
クリスマス島の鳥キリバス共和国の国鳥、グンカンドリ(写真右)をはじめ、アジサシ、カツオドリなどが大量に生息し、その数600万羽とも言われています。
時間帯や潮の流れによって、ラグーン内部や外洋では野生のマンタレイ(=オニイトマキエイ)やイルカなどが見られます。運がいい場合は、ボートから海に降りて一緒に遊泳したり、触ったりできる場合もあります。
ぜひ美しい海でのマリンアクティビティを楽しみましょう。
美しい海に囲まれた島々は息をのむ美しさです。
ぜひ、キリバスの自然を体感してみてください。
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