ディズニー映画『モアナと伝説の海』はご覧になりましたか? その世界観を実際に体験できると言われているのが『クック諸島』。欧米の方々からの人気とくらべて、まだ日本人にはあまり知られていないクック諸島は、実は最高のバケーション先なんです。今回は、そんなクック諸島で絶対に叶えたい7つのことをご紹介します。
「クック諸島」って知ってる?
日本からは(ニュージーランドの)オークランド経由が便利な行き方なのですが、2017年7月21日からニュージーランド航空が羽田からオークランドへの直行便を運航することとなり、より身近になりました。この便を使ったパッケージツアーなども登場し、旅ツウの間では早速、話題になっている、いま注目の旅先の一つなんです。
遠浅の海でのマリンスポーツはもちろんのこと、山側でのトレッキングなどのアクティビティも最高に楽しい。また、ポリネシア直系の海洋民族である「マオリ」の人々によって静かに育まれてきた文化も、とっても興味深く魅力的なんです。今回は、ディズニー映画『モアナと伝説の海』の世界観を実際に体験できる島「クック諸島」で叶えたい7つのこと、をご紹介します。
①“天国”の名を持つサンドバーで絶景写真を撮る
手つかずの自然が各所に残り、各所で見たことのないような絶景と出会えるクック諸島。そんななかでも絶対に訪れたい場所が、15の島のなかの一つ「アイツタキ島」にある「ワンフット・アイランド」のラグーン。
アイツタキ島は、クック諸島の玄関口「ラロトンガ島」から国内線で約50分の距離に所在する島ですが、飛行機からの途上にも見えるラグーンの美しさが、とにかく格別。この淡いブルー(アイツタキ・ブルーと呼ばれます)と真っ白な砂のコントラストは、日本ではお目にかかれない種類の色味ですよね。
白い美しいサンドバーがライトブルーの海に浮かぶ光景は、ただひたすら美しい。360度、さえぎるものがないパノラマを、是非、写真にも写して帰りましょう。
②世界で唯一の無人島の郵便局から手紙を出す
そんなスタンプを押したハガキに思いをしたためて・・・世界中のどこにいてもメールや電話で当たり前につながっていられるようになった現代だからこそ、あえて手書きで気持ちを伝えてみる。自分が日本に帰る方が先になっちゃうかもしれませんが、秘密の楽園から届く手紙なんて、なんだかロマンチックではないですか?
ちなみにハガキ以外の心を届ける小さなお土産として、国内で普通に使われているコインやお札もオススメ。世界でもクック諸島だけという「3ドル札」や、写真のような三角形のコインも珍しく、会話も盛り上がりそう。
クック・アイランドは記念通貨の生産国としても有名。「ハロー・キティ」や「銀河鉄道999」「北陸新幹線」などの記念通貨も作っているんです。
③ホンモノのポリネシアンダンスを観る
マオリの人々が伝えて来たポリネシア文化の中でも特に、実際に目にして帰りたいのが「ポリネシアンダンス」のショー。タヒチアンダンスのスタイルに非常に近いクック諸島のポリネシアンダンスは優美かつ情熱的。独特の腰だけを揺らす動きに目を奪われます。男性たちによる、キレのある激しい動きに火があわさる大迫力の踊りも注目。
リゾートホテルのディナーショーなどでも見られますが、ラトロンガ島に2009年にオープンしたマオリの文化に触れられる観光施設「テ・ヴァラ・ヌイ・ヴィレッジ」で見るのもオススメ。ポリネシア伝統の料理と共に、ダンスと音楽のパフォーマンスを楽しめます。テ・ヴァラ・ヌイ・ヴィレッジには他にも、ポリネシア伝統の彫刻や編み物、ココナッツの利用方法、ダンスの衣装の作り方の実演など、様々なアクティビティが用意されています。
④珊瑚の海で色とりどりの熱帯魚に出会う
その後、ツアーはシュノーケリングスポットに立寄、思う存分、キラキラの魚たちとたわむれられます。クライマックスは「コロミリ島」でのBBQ。新鮮な魚をワイルドに頬張りましょう。
⑤緑の秘境にトレッキングに出かける
トレッキングツアーのほか、4WDでジャングルを巡るサファリツアーもあり、歩いては行けないような奥深い自然の中に分け入っていくこともできます。写真は「ウィグモアの滝」。忽然とあらわれるその神秘的な姿に心洗われること間違いなしです。
⑥マオリ語のゴスペルを聴く
ポリネシアの文化を色濃く残す一方で、ニュージーランドなど近隣国からの影響も受けるクック諸島。島民のほとんどが実はクリスチャンで、週末には多くの人が教会のミサに出かけます。礼拝は、英語とマオリ語で行われ、マオリ語で歌われるゴスペルを聴くことも。
ミサは観光客でも参加可能。ただし、あまりリゾート気分全開な肌を露出しすぎた服装ではなく、少し控えめな装いで、感謝や畏敬の念を持って行きましょう。またミサに参加させてもらう場合は、心ばかりの献金も忘れずに。
⑦ラグジュアリーなホテルで“何もしない”を楽しむ
日本では、まだあまり知られていませんが、ニュージーランド人を中心に、年間12万人が訪れる人気のビーチリゾート「クック諸島」。
小さな島国にも関わらず、実はラロトンガ島だけでも50を超える宿泊施設があり、ラグジュアリーな高級ホテルからバックパッカー用のゲストハウスまで、旅のスタイルに併せて色々な過ごし方ができます。憧れのビーチをのぞむヴィラなど、ちょっぴり贅沢してもお値段はリーズナブルなのも、とっても嬉しいところ。
そうそう、クック諸島は近くのオーストラリアやニュージーランドの文化からも影響を受けているので、ワインも食事も、とっても安くておいしいんです。ホテルのスパで、全身、揉みほぐしてもらうのも、もちろん最高の贅沢として体験したいですよね。
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