冬の京都と言えば、絶品の湯どうふだと知っていましたか? 庶民的なイメージが強い湯どうふですが、京都で食べる湯どうふは、立派なもてなし料理。寺社仏閣が多い京都の町で、とうふを使った精進料理は必須なのです。今年の冬は、京都で湯どうふを食べに行きませんか。そこで、新しい京都を見つけることが出来るかもしれません。 ※掲載されている情報は2017年12月に公開されたものです。必ず事前にお調べください。
① 湯豆腐 嵯峨野 / 嵐山エリア
② 総本家 ゆどうふ 奥丹清水 / 清水寺エリア
③ 南禅寺 順正(じゅんせい)/ 東山エリア
④ とようけ茶屋 / 北野
⑤ とうふ処 豆雅傳 (とうがでん)/ 河原町三条
⑥ 京湯どうふ 喜さ起(きさき)/ 祇園
⑦ 豆水楼(とうすいろう) 木屋町本店 / 京都市役所前
① 湯豆腐 嵯峨野 / 嵐山エリア
京都の嵐山で極上湯とうふ
まずご紹介するのは嵐山エリアにある「湯豆腐 嵯峨野(さがの)」。このお店は、伝統的な、嵯峨豆腐を使った湯どうふを食べることが出来るお店です。数寄屋造りの日本建築と日本庭園に囲まれながらいただく湯どうふは最高です。
湯豆腐定食
冬のメニューは、湯豆腐定食のみ。湯どうふを中心に、天ぷらやその他京野菜を使用したヘルシーな料理を食べることが出来ます。夏は冷奴定食、素麺定食と選択肢が増えます。
詳細情報
- 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45
- 0758716946
② 総本家 ゆどうふ 奥丹清水 / 清水寺エリア
370年を超える老舗の味
2番目にご紹介するのは、「総本家ゆどうふ奥丹清水」。370年を超える歴史を持つ湯どうふ専門店です。おすすめのコースは、「昔どうふ一通り」。昔ながらの製法で作られた豆腐を味を堪能してみませんか。
コースにつくサイドメニューは木の芽田楽、とろろ汁、胡麻どうふ 精進天ぷら。また、生地に豆乳を使ったとうふ饅頭「東山の想」もおすすめです。中に入っているのは味のついたおから。デザートも優しい味で〆ませんか。
詳細情報
- 京都府京都市東山区清水3-340
- 0755252051
③ 南禅寺 順正(じゅんせい)/ 東山エリア
大人気の湯どうふ名店
3番目にご紹介するのは、湯どうふの名店として人気の「南禅寺 順正(じゅんせい)」。「ゆどうふ会席」は木の桶(おけ)の中心に炭を入れて温めたもの。豪華なコースで楽しみたい人におすすめです。
湯どうふ or 湯葉
湯どうふを中心としたお気軽なコース(花:3000、月:4000円)も用意されています。また、湯葉が大好きな人には、「ゆば会席」楽しむのも良いですね。出来立てのゆばを楽しむことが出来ますよ。
詳細情報
- 京都府京都市左京区南禅寺草川町60
- 075-761-2311
④ とようけ茶屋 / 北野
湯豆腐膳
4番目にご紹介するのは、「とようけ茶屋」。明治30年に創業した老舗豆腐店が作った茶屋です。気軽に京湯どうふを楽しむことが出来ます。北野天満宮を訪れるときのおススメお立ち寄りスポットでもあります。
生ゆば丼
そして、人気なご飯ものが「生ゆば丼」。その魅力は生ゆばの美味しさだけではありません。とろとろの餡に、ショウガがよく効いています。女性に大人気のメニューです
よ。
よ。
とうふデザート
とうふデザートも豊富です。「シナモン豆腐」、「とようけ饅頭」、「とようけ冷菓麗豆菓」など、ひと味変わったとうふデザートを楽しむことも出来ますよ。
詳細情報
- 京都府京都市上京区紙屋川町822
- 0754623662
⑤ とうふ処 豆雅傳 (とうがでん)/ 河原町三条
湯豆腐セット
6番目にご紹介するのは、「とうふ処 豆雅傳 (とうがでん)」。ここは、河原町にあるお豆腐専門店です。観光にもうれしい立地ですね。おすすめの湯どうふメニューは「湯豆腐セット」です。
京町屋で楽しむ豆腐料理

築80年を超える京町家を使った店内2階で食べることが出来ます。また、その他にもゆば好きには、「生ゆば天ぷらセット」。また、贅沢なとうふ料理を楽しみたい人には、とうふを存分に使った「豆腐懐石松花堂」がおすすめです。
詳細情報
- 京都府京都市中京区中島町87
- 075-212-1209
⑥ 京湯どうふ 喜さ起(きさき)/ 祇園
風情と湯豆腐
6番目にご紹介するのは、「京湯どうふ 喜さ起(きさき)」。このお店は、銀閣寺から南禅寺に続いている哲学の道にあります。落ち着いた風情ある街並みが人気エリアで、風情ある湯どうふを楽しむことが出来ます。
湯どうふ膳(並)
おすすめは、「湯どうふ膳(並)」。建物自体にも歴史を感じる素晴らしいお店です。ゆったりとしたお座敷で、素敵な京湯どうふを堪能してみませんか。きっと旅の思い出になるでしょう。
詳細情報
- 京都府京都市左京区浄土寺南田町173-19
- 0757517406
⑦ 豆水楼(とうすいろう) 木屋町本店 / 京都市役所前
自家製とうふの京会席
7番目にご紹介するのは、「豆水楼(とうすいろう) 木屋町本店 」。ここは、自家製のとうふを使ったとうふ会席料理が人気のお店です。お店の建物もあ大正時代からの京町家をそのまま利用したもの。素敵な雰囲気の中で美味しい湯どうふを食べることが出来ます。
湯どうふをとうふ会席料理としていただくのがこのお店の楽しみ。とうふがいろいろな料理に姿を変えて楽しませてくれます。湯どうふも、専用の桶(おけ)に入ってくるところが嬉しいですね。
詳細情報
- 京都府京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町517-3
- 0752511600
“湯どうふ”という贅沢
いかがでしたか? 京都と”とうふ”には密接なつながりがあります。冬の京都には、湯どうふは欠かせない文化。だからこそ、冬の京都で食べるべき料理は「湯どうふ」なのです。今年は京都で湯どうふを楽しみませんか。
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