日本の夏の風物詩ともいえる『灯篭流し』。
死者や先祖様を弔うため灯篭やお盆の供え物を海や川に流す日本の伝統行事です。
美しく輝く灯篭が水面を流れる景色は、心に焼き付くほど美しく幻想的な光の絶景です。
今年は、大切な人と日本の美しい光の絶景を見に『灯篭流し』へ出かけてみてはいかがでしょうか。
灯篭(とうろう)流しとは? 精霊流しとは違うの?
毎年、お盆の時期になると人々が川岸に集まり、灯篭を流す光景が日本のあちこちで見られますね。
一般的には『灯篭流し』と呼ばれる行事ですが、一方で「精霊流し」と呼ぶ方もいらっしゃいますが、
同じものなのでしょうか?あるいは別のものなのでしょうか?
「精霊流し」は、主に長崎県内各地や佐賀県や熊本県の一部でお盆に行われる行事で、
初盆を迎えた故人の家族が精霊船と呼ばれる船を引いて、市内を回った後に川に流します。
長崎県出身の歌手のさだまさしさんが、この精霊流しを歌った「精霊流し」という曲を発表したことで、
一躍、その名が全国的に有名になりましたが、
歌の持つしめやかなイメージとは違い、実際の精霊流しでは歓声や爆竹の音が鳴り響き、
さながら祭りのような雰囲気なのが特徴です。
一方、『灯篭流し』は、死者の魂を弔うために灯篭やお盆のお供え物を川に流す行事で、
日本全国で行われており、お盆の時期にあの世からこの世に戻ってきた死者の魂を、
再びあの世に送り出す「送り火」の一種だと考えられています。
タイのコムローイ祭りや台湾やベトナムのランタン祭りなど世界中の光の絶景が話題になっていますよね。
海外のお祭りは行きたくても距離の問題や時間の問題でなかなか簡単には行けないものです。
だからこそ、今年の夏は、日本の伝統の光の絶景、『灯篭流し』に行かれてみてはいかがでしょうか?
今回は、下記の日本国内の『灯篭流し』7選をご紹介します。
1▷ 浅野川 梅ノ橋 / 金沢(石川県) 2017年6月2日(金)19:00~21:00

2▷ 嵐山灯籠流し / 嵐山(京都) 毎年8月中旬頃開催
3▷ 8月6日とうろう流し / 広島県 毎年8月6日開催

4▷ 永平寺大燈籠ながし / 福井県 毎年8月末に開催

5▷ 野川灯籠流し / 東京都

6▷ 広瀬川灯ろう流し / 広瀬川(宮城県) 毎年8月20日に開催
7▷ 富士河口湖灯籠流し / 河口湖(山梨県) 毎年8月16日に開催
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