
メキシコというと陽気で明るい印象を持つ人が多いと思いますが、実はそんなメキシコにとっても不気味な島があるんです。今回は島中が人形で溢れた気味悪い無人島、”The Island of the Dolls”について紹介します!
陽気な国・メキシコ
皆さん、メキシコというと何を思い浮かべますか?カンクンを代表とする、綺麗なビーチリゾートでしょうか?はたまたタコスやサルサなどのメキシコ料理を思い浮かべますか?
様々な魅力のある国・メキシコですが、とにかく”陽気な国”であるという印象を持っている方は多いのでは?メキシコの帽子”ソンブレロ”を被ったおじさんが楽しそうに踊っている様子や世界的に有名なメキシコのビール・コロナを飲んでくつろいでいる様子、簡単に想像つきますよね。
そんな陽気な国・メキシコですが、実は身の毛もよだつようなとっても怖い島があるって知っていましたか?今回はとっても不気味な”The Island of the Dolls(人形の島)”についてご紹介します。
“メキシコで一番不気味で気持ち悪い観光名所”
“The Island of the Dolls”とよばれている人形島は、メキシコの首都であるメキシコシティーのソチミルコの南に浮かんでいます。島の中には数えきれない程大量の人形があり、様々な都市伝説がささやかれているんです。
島内のあらゆる樹には人形がぶら下げされています。汚れていたり、中には腕や目がなかったりする人形のほとんどが赤ちゃんや子供の人形なのだとか。とっても不気味ですね。
今は無人島となったこちらの島、廃墟となってしまった建物の外壁はもちろん、中だって人形で埋め尽くされています。あまりの不気味さにこちらの島、”メキシコで一番不気味で気持ち悪い観光名所”と言われているのだとか。
なんで人形がいるの?
とっても気味の悪いソチミルコの人形島、そもそもなんでこんなに人形があるのでしょうか?その始まりについては、数多くの都市伝説や迷信で溢れているんだそうです。
最も有力なのは、霊の供養の為、という説。昔、不思議な力を持つことで気味悪がられた”サンタナ”というメキシコ人男性は、本土を追いやられるようにしてこの島に来たんです。
この島で寂しい生活を送っていたサンタナですが、島の湖で少女が溺れるという事件が発生したんです。その後、ある日湖畔でたまたまサンタナは少女の霊を目撃。それ以来その少女の霊を供養しようとサンタナは人形を吊るすようになったそうです。
吊るされている人形は運河から流れてきたものなのだとか。サンタナはその後生涯を終えるまでの50年間、ひたすら人形を集め続けたのだと言われています。
怖いけど行ってみたい?
とっても不気味な人形島ですが、その人形島のあるソチミルコはカラフルな船が綺麗な運河で有名な素敵な街なんです。メキシコに行った際は是非訪れてみてはいかがでしょうか?思い出に残る旅になること間違い無しですよ。
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