
世界遺産のクスコ市街をご存知ですか?マチュピチュへの玄関口として知られる町ですが、クスコはかつて繁栄したインカ帝国の首都でした。今回はこの歴史あるペルーの世界遺産「クスコ市街」とその周辺のオススメ情報をお届けします!
ペルーの世界遺産の町!「クスコ市街」
クスコは11~12世紀頃に建設され、太陽神を崇拝するインカ帝国の都として栄えました。
出典:stworld.jp
太陽神の子とされる皇帝が治めるインカ帝国は、15世紀後半から16世紀初頭に最盛期を迎え、インカ道で各地と結ばれたクスコ(ケチュア語で「ヘソ」の意味)は、まさに世界の中心として隆盛を極めました。
クスコ市街の見どころ①~アルマス広場
インカ時代から街の中心だった場所にスペイン軍が征服後にアルマス広場を建設。
クスコのアルマス広場は周りが大きなロータリーのようになっていて、さらに外周は荘厳な大聖堂、教会や観光客向けのレストラン、ショップに囲まれています。レストランからは、広場や大聖堂などを眺めながらの食事ができます。
レストランや銀行、ツアー会社も多数集まっているので、マチュピチュや他の都市へ行くバスやツアーを探すのにも便利です。
クスコ市街の見どころ②~カテドラル
その荘厳な佇まいに思わず目を奪われてしまいます。
インカのビラコチャ神殿跡に100年を費やして完成。
スペイン人の強制による過酷な労働で800万人の原住民が死んだといわれるポトシ銀山。礼拝堂には、そのポトシの銀300トンが使われた主祭壇があります。
お皿に乗ってる料理が、ペルーでよく食べられるねずみ「クイ」なんですよ!
必見です!
クスコ市街の見どころ③~サント・ドミンゴ教会
インカの最も聖なるコリカンチャ(太陽の神殿)があった場所。
スペインの征服者がこの神殿の土台の上にサント・ドミンゴ教会を
建立したが、1650年と1960年の2度にわたる大地震で大部分が崩れてしまった。
しかし、インカの土台の石積みはびくともしなかったという。
インカ時代のコリカンチャ(太陽神殿)の中庭でした。今は教会の回廊で取り囲まれた中庭になっています。
中も広いのでたっぷり時間を取ってください。
クスコ市街の見どころ④~アトゥンルミヨク通りと12角の石
精巧なインカの石積みの代表例である12画の石。カミソリの刃一枚通さないというのもすごいですが、表面だけでなく内部もこうした複雑な石積みになっているというのも驚きです。
クスコの町は度重なる地震でもびくともしなかったインカの石壁が、植民地時代の建物を支える作りになっていて、高度なインカの技術とコロニアルの融合という、他に類を見ない特殊な街並みを形成している。
いろんな石を探しながら、「クスコ市街」を隅々まで歩いて楽しみましょう!
クスコのグルメ情報
日本人オーナーシェフの店!「Pukara(プカラ)」
日本人の方が経営しているそうで、店内は落ち着いた雰囲気で清潔感があります。こちらには日本語の写真付きメニューが有ります。
鶏肉の唐辛子クリーム煮のような料理で、ご飯にかけて出てきます。
マイルドでおいしいですよ!
基本情報
【住所】Calle Plateros, 309, Cusco, Peru
【電話番号】2-2027
【アクセス】
アルマス広場からすぐです
ローカルフードを食べよう!「サンペドロ市場」
メルカドとは中央市場のことでたくさんのお店がひしめき合っていて
色んなものが売られている。とにかくなんでもあるのだ
ペルーのローカル料理は、安くておいしいものばかり!
是非、地元の人に混ざってご飯を楽しんでください!
基本情報
【アクセス】
アルマス広場から徒歩約15分
クスコ周辺の観光情報
世界遺産の天空都市!「マチュピチュ」
マチュピチュは1911年にアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムによって 発見されました。マチュピチュはクスコから114kmウルバンバ川を下ったアグアスカリテンテスという町 から400メートル登ったところにあります。
堅牢な神殿や住居をどのように建設したのか、そもそも材料となる巨石をどこから調達し、ここまでどうやって運んだのかも、ケチュア族が文字を持たなかったため、未だ解明されぬまま。
謎めいていて神秘的ですよね。
アクセス
<鉄道>約3時間~4時間
<バス+徒歩>約10時間~12時間(体力によります)
マチュピチュ村→マチュピチュ
<バス>約30分
<徒歩>トレッキングコースもあるようです
世界遺産:マチュピチュ
www.peru-japan.org
アルパカ牧場!「アワナカンチャ」
ここは「Awana Kancha」、ケチュア語で「織物の城」という意味です。アンデス伝統工芸の一つであるアルパカ毛を使った織物の素晴らしい技術や染色に関する深い知識を知ってもらい、その価値を理解してもらうことが一番の目的。
アンデスの織物と動物について学べるので、オススメですよ!
国立南米ラクダ科動物協議会の支援のもと、クスコ近郊に暮らす14のコミュニティ・約420家族がアワナカンチャの運営に協力しており、紡績から染色、織りに至るすべての工程を見学することができます。
ただ、とてもいい施設で、地元民が協力して運営していますので、寄付やお土産を買うなどしてくださいね。
アクセス
ピサックという町へ向かうバスに乗りますが、途中下車するため運転手さんに伝えておくことをオススメします。
クスコ市街へのアクセス
<飛行機>
リマから所要約1時間。
<バス>
リマからアレキパ経由で約32時間。
世界遺産:クスコ
www.peru-japan.org
最近のコメント