
ナスカの地上絵は、ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた盆地状の高原の地表面に描かれた図形、動植物の絵です。とても巨大でセスナで上空から見下ろさないと絵の形がよくわかりません。古代ナスカ人が何故ナスカ地上絵を描いたか大きな謎となっています。
ペルーナスカの地上絵とは
ナスカの地上絵が立地する場所は、ペルー南海岸地方の北から南へ走る丘陵と東方のアンデス山脈の麓との間にあるパンパ=コロラダ、パンパ=インヘニオと呼ばれる細長い盆地である。
地上絵の上に来ると歓声が起こるたびにあっちを見たり、こっちを見たりとウロウロ。空港への帰りの機内は無言で必死に耐える人たちばかり。
ペルーナスカの地上絵の保護と研究
雨が降らない盆地
岩石は早朝は露に濡れるが、日中は焼け付くような砂漠の太陽に照らされることを繰り返すうちに、表層の岩石はやがて酸化して暗赤褐色になる。岩石が日中の太陽で熱をもつので、その熱の放射で地表に対して暖かい空気層をつくり出す
南風による表面の浸食を防ぎ、雨もほとんど降らない気候環境から雨による浸食もほとんどない状況をつくり出した。
なんと現在も発見中!
新たな地上絵二つ(人の頭部、動物)はナスカ川の北岸付近で発見。人間の頭部と見られる絵は横約4.2m、縦約3.1mで、両目・口・右耳の形が確認されている。動物と見られる絵は、横約2.7m、縦約6.9m。種類は特定できていない。
衝撃的事実!現在もナスカの地元人が「描いている」?
マリア・ライヒェが描き方を研究している様子
ナスカの絵の描き方
いよいよお待ちかねのペルーナスカの地上絵見学
ナスカまでの道のり
セスナで観光
ナスカの地上絵を見るためにはリマからイカまで5時間近いドライブ、従ってホテルは早朝出発と言うことになります。飛行時間1時間20分も空域管制の都合で複数機が飛べないので折り返し飛行となり結構な待ち時間が必要です。
ペルーナスカの地上絵
ハチドリ
クモ
サル
宇宙人
コンドル
手
木
キツネ
その他の地上絵
動物に比べ植物の地上絵は多くはありません。
■トカゲ
長さ190m。パンアメリカンハイウェイに分断され、消えかかっています。
■クジラ
長さ65m。海岸から50km離数多くの海の生き物を見ることができます。
■オウム
長さ165mの巨大図形。ペリカンやトンボのようにも見えます。
ペルーナスカの地上絵までの行き方
【住所】 Nazca, Peru
【アクセス】リマからナスカ(バス):
リマ→ナスカまでの長距離バス7時間程度です。
イカからナスカまでセスナ機に乗り換え約30分かかります。
*セスナ機は、揺れが激しいため酔い止めを事前に飲んでおくことをオススメいたします。
世界遺産:ナスカ 地上絵
www.peru-japan.org
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