イビラプエラ公園(Parque do Ibirapuera)は、南米ブラジル最大の都市サンパウロの南部に位置する120ヘクタールの広大な市営公園です。サンパウロ市政400周年の記念事業の一環として、ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)と、環境デザイナーのホベルト・ブーレ・マルクス(Roberto Burle Marx)により1954年(昭和29年)に造営されました。約120ヘクタールのイビラプエラ公園は、オスカー・ニーマイヤーにゆかりの施設など見どころが豊富です。
イビラプエラ公園とは
イビラプエラ
公園(Parque do Ibirapuera)は、南米
ブラジルの最大都市
サンパウロの
南部にある都市公園です。
サンパウロ市政400周年の一環として1954年(昭和29年)に造営された市営の
公園で、設計は20世紀モダニズム建築のカリスマとも評される
ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)と、環境デザイナーのホベルト・ブーレ・マルクス(Roberto Burle Marx)が手がけています。
いつも地元市民で賑わうイビラプエラ
公園は、約120ヘクタールもの敷地面積をもつ広大な
公園です。園内には「現代美術館(Museu de Arte Contemporanea)」など3つの
美術館をはじめ、オスカー・ニーマイヤー設計の見本市会場「パヴィリオン・ダ・ビエンナール」や「イビラプエラ劇場 」を併設しています。
オスカー・ニーマイヤー – Wikipedia
ja.wikipedia.org
イビラプエラ劇場
サンパウロのランドマークのひとつ「イビラプエラ劇場(Auditorio Ibirapuera)」は、イビラプエラ
公園の中心に建つオスカー・ニーマイヤーの建築作品で、2005年(平成17年)に完成しました。三角形の白い建物から舌のように伸びた赤い庇が印象的な約196坪の音楽ホールで、生前に「建築にとってアートはとても大切」と語ったというカールマイヤーらしく、上空から見るとその全貌は台形をしています。
ブラジルの青い空に白と赤のコントラストが映える建物は、外から眺めるだけでもワクワクするフォルムですが、内部も流れるような赤い曲線で彩られています。1階がエントランスと800席の観客席、ステージから構成されており、下階には音楽学校やバー、アーチストのための洗練されたドレスルームなどがあります。
基本情報
所在地:Avenida Pedro Álvares Cabral, s/nº – Parque do Ibirapuera – Parque Ibirapuera, São Paulo – SP, 04094-050
TEL:+55 11 3629-1075
アクセス:Av. Pedro Alvares Cabralバス停下車
Auditório Ibirapuera »
www.auditorioibirapuera.com.br
サンパウロ近代美術館
「MAM」の愛称で親しまれているイビラプエラ
公園の「サンパウロ近代美術館(São Paulo Museum of Modern Art)」は、近現代の
ブラジル芸術と
ブラジル出身のアーティストを中心に、印象派からコンテンポラリーまで約5,000作品を収蔵するミュージアムです。南米の近代美術館の先駆けとして、1948年(昭和23年)に設立されました。
1993年(平成5年)には敷地内にロベルト・ブリュー・マークスがデザインを手がけた彫刻庭園もオープンしました。アミルカル・デ・カストロの作品など、30基のモニュメントが点在しています。
カフェやビュッフェレストランも併設していますので、観光途中の休憩スポットとしてもおすすめです。毎週土曜日は入場料が無料になります。
基本情報
所在地:Av. Pedro Álvares Cabral, s/n° – Parque Ibirapuera, São Paulo – SP, 04094-000
TEL:+55 11 5085-1300
営業時間:10:00~18:00
料金:R$ 6.00
定休日:月曜
アクセス:Av. Pedro Alvares Cabralバス停下車
MAM | Museu de Arte Moderna de São Paulo
mam.org.br
Museu de Arte Moderna de São Paulo
イビラプエラ公園の日本庭園
日本庭園の最高傑作と評される
京都の桂離宮をモデルに、あらゆる資材を
日本から持ち込んで作られたというイビラプエラ
公園の「日本館(PAVILHÃO JAPONÊS)」は、東京帝国大学教授で日本庭園研究家の堀口捨巳博士による本格的な日本庭園です。
サンパウロ市政400周年を記念して、ガルサス湖(Lago dos Garças)のほとりに造営されたもので、書院造りの日本家屋を中心に、320匹の錦が泳ぐ池や盆栽などが見られます。
パビリオンは水曜日、土曜日、日曜日と休日のみ開館しています。また園内には日本人移住の霊を慰めるための「開拓先没者慰霊碑」などもあり、1997年には
サンパウロ市の文化財に指定されました。イビラプエラ公園内にはジョギングコースやサイクリングロードもありますので、レンタサイクルで巡るのもおすすめです。
基本情報
所在地:Parque Ibirapuera、Av. Pedro Álvares Cabral, Portão 3 e 10, s/n – Parque Ibirapuera、São Paulo
TEL:営業時間:10:00~17:00
料金:R$ 10
アクセス:Av. Pedro Alvares Cabralバス停下車
Pavilhão Japonês – Parque Ibirapuera Conservação
parqueibirapuera.org
Dentro do movimentado Parque do Ibirapuera – na região sul de São Paulo – existe um escondido e agradável recanto de calmaria. O Pavilhão Japonês é um espaço dentro do…
いかがでしたか
南米屈指の規模を誇る、地元パウリスタと観光客の憩いの
公園「ロイビラプエラ公園」をご紹介しました。総合体育館やポーツフィールドも充実しています。
サンパウロ観光の際にはぜひ足を伸ばしてみてください。
基本情報
所在地:Av. Pedro Álvares Cabral – Vila Mariana, São Paulo – SP, 04002-010
TEL:+55 11 5574-5045
営業時間:5:00~0:00(週末は24時間)
定休日:なし
アクセス:Av. República Do Líbano, 705バス停下車
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