「風の谷のナウシカ」といえば皆さんご存知の超有名な映画ですよね?公開から30年たった今でも何度も再放送され、根強い人気を誇っています。そんな「風の谷」のモデルとなった都市がパキスタンにあるんです。
「風の谷」といえば?
主人公ナウシカの故郷である辺境の小国。人口は500人程度。海から吹き付ける風を風車で動力としながら、中世レベルの農業と採取活動により成り立っている。「海から吹く風様」と形容される潮風で腐海の胞子による侵蝕から守られているが、それでもわずかに届く腐海の毒は人々を確実に蝕んでおり、死産や四肢硬化を引き起こしている。
舞台はパキスタン「フンザ」
フンザ (Hunza, ウルドゥー語: ہنزہ) は、パキスタン・イスラム共和国北西部ギルギット・バルティスタン州のフンザ-ナガル県(英語版)に位置する地域。広義では、藩王が1974年まで支配していたフンザ藩王国(英語版)の版図[1]、狭義ではその王都があったカリーマーバード(英語版)(Karimabad)を指す。
フンザは小さな村である。6000m、7000m級の山々に周囲を取り囲まれた痩せた土地に、雪解け水を利用した段々畑と、石造りの簡素な家がぽつぽつと立ち並ぶ、とても小さな農村だ。
”桃源郷”と呼ばれて
4月にはアンズの花が咲き乱れ、その景色はまさに桃源郷の名にふさわしいものです。
実は”長寿の村”フンザ
フンザに関心が集まるようになったのは、20世紀初頭にイギリス人医師ロバート・マッカリソンが、アメリカの医師会雑誌『ザ・ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション』に「フンザ人にはがんは発見されなかった」と、発表したことがきっかけと言われている。
出典:gan-mag.com
もともとフンザは、「水」に注目されたことで知名度の上がった土地です。それは氷河の溶け出した水で、ミネラルのせいか牛乳のように濁っており、体にいいと紹介されるようになりました。 フンザの水は今でも「天然の還元水素水」として熱い注目を集め、それを再現した水やサプリメントも商品として発売されているほどです。
そんなフンザへはどうやって行くの?
▼日本からイスラマバードへ
・パキスタン航空の直行便が東京から週2便運行
・タイ国際航空が東京・大阪・名古屋・福岡からバンコク乗換えで運行
最近のコメント