カリブ海に浮かぶ島国、キューバ。共和制社会主義をとるこの国には独特の雰囲気や文化があり、世界中から観光客が訪れます。

先日もアメリカとの国交正常化で世界を驚かせましたが、キューバも新しい時代への転換期を迎えていると言えるでしょう。

今後は現在の独特な雰囲気が壊れ、いよいよグローバル化の波にさらされることになるかもしれないキューバ。この変化を喜ぶキューバ国民も多くいますが、旅人にとっては少し寂しいかもしれません。

ということで、今のキューバの雰囲気を味わうためには、今行くしかないんです！

「キューバといえばクラシックカー」というイメージの方も多いかもしれません。昔のアメリカ車が黒い排気ガスをだしながら行き交う光景は、まるで古い映画の世界に入ってしまったようです。

ハバナ旧市街から橋をわたると要塞もあります。キューバの歴史を感じるおすすめスポットの一つです。

キューバにきたら本場のモヒートも外せません！生のミントと砂糖をたっぷりつかった美味しいモヒートが楽しめます。もう日本のモヒートは飲めないかも？

個人的に良いと思うのが、スマホが使えないこと。インターネットはほぼ使えない（限られば場所では制限付きで使える）ので、いつものようにスマホをいじる時間がありません。テクノロジーから離れられるのもキューバ旅行の魅力の一つではないでしょうか。

数は少ないですが、キューバにはホテルもあります。写真は「ホテル・ナショナル・デ・キューバ」というハバナで一番大きなホテル。外国人客の多くがこのような立派なホテルに泊まります。

でも、キューバには民家（カーサ）に泊まって、ローカルな生活を楽しむこともできるんです！

カーサ・ステイを受け入れている家の玄関にはこのような看板があります。インターネットが自由に使えないので事前の予約は大変ですが、空室があれば直接尋ねても問題ありません。

社会主義のキューバでは、国営の仕事以外に、「タバコ製造」「食堂」「民宿」の営業が認められているため、自宅の空室を旅行客に貸し出せる民宿営業は人気なんです。筆者が泊まったのはこの写真の家。偶然にもオーナーが日本語を話せたため、とても助かりました。

こんな可愛い猫ちゃんもいましたよ！ホストファミリーと一緒にご飯を食べたり、貴重な体験ができちゃいます。

キューバには「人民ペソ=MN」と「兌換（だかん）ペソ=CUC」という２種類の通貨があります。基本的に外国人はCUCを使うのですが、MNをうまく利用することでかなりお得に移動や食事が出来ます。

旅行者向けのレストランも有りますが人民ペソがあればローカルの食堂も楽しめますよ。現地の人に混ざってご飯を食べるのは、キューバでは得難い経験です（ローカル食堂の中にはとんでもなく不味い店もあるので要注意）。もちろん、ステイ先でのキューバ料理もとっても美味しかったですよ！

全てが観光客向けと地元民向けで分かれるキューバ。コカコーラはtukolaに、スプライトは”gaseosa”、ローカルのビールはCRISTALです。

行くなら今しかないキューバ！訪れる際はぜひカーサ・ステイを利用して、ローカルの生活を満喫しちゃいましょう！