
最近ニュースで取り上げられることが増えたキューバ。でも、どんな国か、どうやって行くのか…基本情報を知っている人は案外少ないのではないでしょうか?機ューバを旅行した筆者が、周りから受けた質問を基に、キューバ基本情報を紹介します。
1.どこにあるの?
キューバ ( Cuba ) はカリブ海と北大西洋の間にあるカリブ諸島最大の島である。フロリダ州のキーウェストから南に145km、 ケイマン諸島とバハマにはさまれ、ハイチの西、ジャマイカの北西に位置する。
キューバはフロリダから、たった180キロしか離れていません。実は目と鼻の先。
「キューバに行きました。」と筆者が話すと、相手から一番よく受ける質問が実はこちらです。「暑いところですよね?南アメリカですか?」「太平洋ですか?」など、漠然としたイメージしかない人が多いようです。
2.どうやって行くの?
キューバまでの直行便はないため、カナダ経由もしくはメキシコ経由で行くことになる。調べた結果、エア・カナダでトロント経由のハバナ往復が一番安かったためそれにした。
出典:www.joho.st
アメリカと国交が断絶しているため、キューバへはアメリカから直接入ることが出来ません。
近いのに、、、近いのにね。。。
位置からすると、アメリカで乗り換えて…と想像する人が多いのですが、現時点ではアメリカとの国交がまだ正常化していないので、アメリカ経由の行き方はありません。
日本とキューバは国交がありますが、直行便はないのが現状です。ですので、主な行き方はカナダのトロント経由か、メキシコのメキシコ・シティかカンクン経由になります。
フライト時間は、どちらも16時間前後です。この数字は乗り継ぎの待ち時間などは含んでいないので、実際はもっとかかりました。
日本人からすると「遠すぎる!」という感じですが、ヨーロッパやカナダからはそうでもな比較的近いので、バカンスに訪れている人も多くいました。写真はキューバの空の玄関口ホセ・マルティ国際空港です。
3.何語なの?


まず キューバはスペイン語です
キューバの空港はあまり英語は通じない さすがに入管では英語通じる
出典:19770214.com
空港、ホテルではムリなく英語が通じるけれど、レストランやショップでは
ほんの一部の人にしか通じなかったわ。
キューバはスペインの植民地だった過去があるので、スペイン語圏です。アメリカとの関係の影響もあるのか、英語が話せる人は少なめです。外国人旅行者向けのホテルでも、フロント以外の人は英語が話せないようでした。
エレベーターで一緒になった英語圏からの旅行者は「この国はHelloがわかる人はいないの?」とぼやいていました。筆者も英語しか話せませんが、スペイン語の「グラシアス」(ありがとう)と「オラ」(こんちは)だけ覚えれば、なんとかやっていけました。
スペインの植民地だった歴史から、キューバ市街地には今も写真のカテドラルの様な美しいヨーロッパ風の建築が数多く残っています。歩いていると、自分がどの時代のどの国にいるのが分からなくなってきますよ。
4.インターネットって使えるの?
利用料金は1時間4.5ドル(約460円)。同8ドル程度かかる外国人向けホテルでの接続に比べれば割安だが、政府職員の平均月給が約20ドルのキューバでは、庶民には極めて高額だ。
キューバでは今でもダイヤル回線でインターネットをしている家がほとんどでネットをつなぐのもかなりのお金がかかっています。つい最近までネットの速度が遅すぎて、スカイプでビデオ電話ができなかったんですから。
キューバに旅行に興味を持った人からよく聞かれるのがこの質問です。いまや海外旅行にインターネット、WiFiは必須アイテムですね。この質問への答えは、YesともNoとも言いづらいです。
まず、よく空港カウンターでレンタルできる海外向けレンタルWiFiは、現時点ではキューバは対象外となっている場合がほとんどで、利用できません。主要都市にはWiFiのアクセススポットの設置が始まっていますし、ホテルでの有料のWiFiなどが利用できます。
ただし、英語が基本的に通じない環境なので、しっかり下調べをしていかないと日本人旅行者がキューバでインターネットを使うのは難しいかもしれません。
5.通貨は何が使われているの?
「お金をどう持っていくべきか」キューバ旅行に際して結構悩むのはこの点だ。「米ドル現金は両替の際に不利」「PLUSなど国際キャッシュカードが利用できない」など他国とは少々違う事情があるためだ
出典:www.joho.st
キューバは二重通貨制の国で、CUC(ツーリスト用)とCUP(人民ペソ=キューバ人が主に使う)という通貨が流通しています。
キューバは旅行者が使う通貨と、国民が使うお金を分けています。キューバを訪れた外国人が使う通貨は兌換ペソ(CUC)、主として国民が使う通貨は人民ペソ(CUP)です。
お店によっては、CUCとCUPでメニューが異なっていたり、そもそも旅行者が入れないショッピングエリアもありました。外貨とCUCの両替は、カデカCADECAと呼ばれる両替所、ホテルなどでできますよ。
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