
ガイアナって国を知っていますか?どんな国なのか?知らなかった人も知っていた人も役立つ基本情報をご紹介します。
ガイアナ共和国の基本情報とは
南アメリカ北東部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。東にスリナム、西にベネズエラ、南にブラジルと接し、北はカリブ海、大西洋に面する。首都はジョージタウン。
南アメリカで三番目に小さい国であり、ベネズエラとは現ガイアナ領のグアヤナ・エセキバを巡ってイギリス領時代の19世紀から領土問題を抱えている。ラテンアメリカよりもカリブ海諸国と文化的に近く、南アメリカ大陸で唯一英語が公用語の国である。
遠く離れたガイアナ共和国の基本情報をご紹介します。
①ガイアナの歴史や政治
1966年5月26日に英連邦王国の一国として独立し、バーナムが引き続き首相となった。社会主義の建設を目指したバーナムは、1970年2月23日に共和制移行を宣言し、ガイアナ協同共和国と国名を変更した。
政体は大統領制である。大統領は国家元首であり、直接選挙ではなく各党の候補者名簿より選出される。
交通は首都ジョージタウンにチェディ・ジェーガン国際空港(ティメーリ国際空港)があります。
外務省より渡航注意などは出されていませんが、
銃所持などによる犯罪も起こっていますので渡航には十分注意が必要です。
②通貨・時差・気候など
通貨単位はガイアナ・ドル(G$)。US$1=G$202(2011年9月現在)。ジョージタウン市内の銀行で両替できる。
総じて暑く湿っているが、大西洋から吹き込む貿易風の影響で沿岸部は過ごしやすい。また、年間を通じて降雨量が多い。
日本からの直行便はありません。北米のニューヨークやマイアミを経由し、さらにカリブの島で乗り継いで行くことになります。英国領の島からのフライトが多い。
所要時間は乗り継ぎ時間を除いて約28時間。
③電圧・ビザなど
電圧は110/220V、周波数は60Hz。プラグタイプはA、BF、Cのいずれか。
入国に際して3ヵ月以内の滞在ならビザは不要。
◆ESTA(エスタ)ビザなしで渡米する場合、2009年より電子渡航認証システム(ESTA=エスタ)が導入され、事前に渡航認証を取得しなければならない。
【在ガイアナ大使館・総領事館】
在トリニダード・トバゴ日本大使館が兼管している。トリニダード・トバゴ共和国内の連絡先は以下の通り。
住所 5 Hayes,Street,St.Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago, W.I. (P.O. Box 1039)
TEL(1-868)628-5991 FAX(1-868)622-0858
④観光地
ガイアナの地形は広大な熱帯雨林がいくつもの川や小川や滝によって隔てられることによって特徴付けられ、ポタロ川のカイエトゥール滝は特筆されるべきである。
ガイアナは非常に生物多様性に富んだ国である。また、多くの急斜面や滝があり、カイエトゥール滝もまたその一つである。ルププニ川とブラジル国境の間にはルププニ・サバナがあり、その南にはカヌク山地がある。
野生生物の繁殖地でもあり、日本では見ることのできない生物を見ることができます。
⑤スポーツ・祝祭日 など
サッカーでは、南米サッカー連盟ではなく、北中米カリブ海サッカー連盟に属している。イギリスの植民地だったのでクリケットが盛んであり、西インド諸国クリケットチームに属している
1月1日 元日 2月23日 マシュラマニ (共和国記念日) 5月1日 メーデー 5月5日 インド人到達の日 5月26日 独立記念日 7月第一月曜日 CARICOM記念日 8月1日 解放記念日 移動祝祭日 ディーワーリー 12月25日 クリスマス 12月26日か27日 ボクシングデー
ガイアナは南米で英語圏の国のうちの一つです。
ガイアナの文化はカリブ海の英語圏諸国と非常に似通っており、
ガイアナはカリブ諸国に参入することを承認され、カリコム(カリブ共同体)の原加盟国でとなっています。
日本からはかなり遠い国ですが、豊かな自然に恵まれたガイアナをもっと知って興味を持っていただけたら嬉しいです。
最近のコメント