ハージュ橋(Khaju Bridge)は、イランイスラム共和国(通称イラン)の都市イスファハンにある人気観光スポットで、1666年に建設されたレンガ造りの橋です。長さ133メートル、幅12メートル、23のアーチからなる二重構造で、人がくつろげるように設計されていますので、今も市民の憩いの場として親しまれています。古くから「命与える川」と呼ばれ親しまれているザーヤンデ川に架かる橋で、夜になるとライトアップされ、幻想的な姿が闇に浮かび上がります。岸から眺めるのも、景観の一部になるのも楽しい「ハージュ橋」をご紹介します。
ハージュ橋とは?


イランイスラム共和国の都市イスファハンにある人気観光スポット「ハージュ橋(Khaju Bridge)」は、イランでもっとも美しく、優れた橋だといわれています。イスファハーン平野を悠々と流れるザーヤンデ川(Zāyandeh Rūd)に架かる橋です。
23のアーチからなる二重構造の橋で、石造りの基部にレンガを積み上げて造られています。長さは133メートル、橋の幅は12メートルあります。
アッバース1世 – Wikipedia
ja.wikipedia.org
市街地と宮殿をつなぐ橋
ハージュ橋は、北岸のイスファハン旧市街と南岸を結ぶ橋として1666年に建設されました。歩行者とバイクのみ通行できます。
南岸にはシャー・アッバース1世が造営した大庭園と宮殿があり、そこにアルメニアやインドの商人が住み着いて「イスファハンは世界の半分」と言われるほど栄えました。イスファハンの橋の多くはハージュ橋と同じサファビー朝に改修され、美しく堅固な橋になっています。


ハージュ橋を楽しむ!
ハージュ橋は上層階の両側の壁に「アルコーヴ」と呼ばれるプライベートな“くぼみ”が数多くあり、この居心地の良い空間に座って瞑想にふけったり、景色を楽しんだりする人の姿が見られます。景色は格別ですが、手すりがないので注意が必要です。
橋の袂に佇むライオンの石像は、跨ぐと結婚運が開けるとして日本人に人気ですが、実は地元ではまったく知られていないご利益だそうです。言いだしっぺは誰なんでしょうか。
アルコーブ
www.kenchikuyogo.com
アルコーブなど、いま現場でつかわれている建築用語について解説しています。以前に使われていた建築用語についても、
できるだけ取り上げるように努力しています
うわさのライトアップは必見!


そして、ハージュ橋の特筆するべき魅力といえば、夜のライトアップの美しさです。長く連なるオレンジ色の灯火に魅了され、この地を訪れる旅人は後を絶ちません。石橋を渡る列車のようにも、川面を流れる灯篭のようにも見えますよね。
橋が建築物として美しいのはもちろんですが、そこに人影が加わることで、自然と人と建築物がみごとに融合したすばらしい景観が見られます。ちなみに“ハージュ”は地区名で、「裕福」という意味だそうです。


「命与える川」に異変|世界川物語 – 47NEWS(よんななニュース)
www.47news.jp
イラン中部の赤茶色の山々に囲まれた乾いた大地を悠然と流れるザーヤンデ川は、古来「命を与える川」と称された。川の水を飲み
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基本情報
TEL:+98 913 269 5518
アクセス:バス停「Moshtagh St」下車
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