幼い頃に誰もが一度は読んだことがあるであろう「かぐや姫」。光る竹を恐る恐る切ってみると、中には美しいお姫様が…なんて物語でしたよね。そんなかぐや姫の物語の世界が、実は現実世界でも再現されていたのです。その景色を見られる場所とは、大分県の竹田市。一体、どんな景色を見ることができるのでしょうか?
誰もが一度は読んだ物語「かぐや姫」
幼い頃に誰もが一度は読んだことがあるであろう「かぐや姫」。山里に竹を取って暮らす翁が、ある日光り輝くタケノコの中から手のひらに収まる大きさの姫を見つけ、成長し旅立つまでを綴った物語ですよね。
“かぐや姫の世界”が広がる大分県の「竹楽」とは
平成12年に始まったこの「竹楽」は、毎年11月第3週目の金土日に開催されている秋のイベント。2016年は11月18日〜20日での開催が決定しています!これは楽しみですね。

輝く竹は大分の秋を彩る風物詩!
この「竹楽」の見どころは、何と言ってもその幻想的な竹のライトアップにあり!当初は3,000本から始まったライトアップですが、今では20,000本のライトアップにまで数を増やし迫力もパワーアップ!城下町一円に立ち並ぶ幻想的な竹のライトアップは、まさにかぐや姫の世界を再現しているかのような光景です。
また「竹楽」には主に5つのビューポイントがあります。
【1】十六羅漢
最も人気な撮影ポイントがここ「十六羅漢」。3,000本の竹灯籠が並ぶ、「竹楽」では一番見ごたえのあるビューポイントです。流れるように光る竹と周辺の紅葉のコラボレーションがとても素敵ですね。
【2】武家屋敷通り
日本ならではの景色を楽しみたいならおすすめなのが「武家屋敷通り」。武家屋敷の壁に揺れる竹灯籠の光はなんとも幻想的で、まるで武士のいる世界へタイムスリップしたかのような気分に浸れるビューポイントです。
【3】広瀬神社
百十数段の階段におよそ1,800本の竹灯籠が置かれているのがここ「広瀬神社」。天の川のような竹のライトアップを楽しめますよ!
【4】廉太郎トンネル
瀧廉太郎記念館の近くにあり、トンネルを通ると“荒城の月”や“はとぽっぽ”などの名曲が流れ出すユニークな「廉太郎トンネル」。この「廉太郎トンネル」でも竹灯籠のライトアップが行われており、なんだか冒険に行く気分になれる景色が広がっています。
【5】キリシタン洞窟礼拝堂跡
最後は「キリシタン洞窟礼拝堂跡」。十字にくりぬかれた竹灯籠が暗闇を明るく照らし、昼間の礼拝堂とは一味違った幻想的な雰囲気を醸し出しています。
その他の見どころとしては、竹灯籠の中に素敵な絵が書かれていることや、様々な形にくり抜かれた竹灯籠がカラフルにライトアップされていることなどが挙げられます。また、16:30から行われる竹灯籠の点灯作業はどなたでも参加できるのだそう。
景色を楽しむのも良し、竹灯籠のアートを楽しむのも良し。この地ならではの竹の絶景を見に行ってみませんか?
幻想的な世界をその目で確かめてみて。
いかがでしたか?
まるで“かぐや姫の世界”を彷彿とさせる大分の秋の風物詩「竹楽」。2016年の開催もお見逃しなく!
詳細情報
- 大分県竹田市竹田1782
- 0974-63-2638
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