札幌の観光情報を地元ライターが紹介!
「初めての北海道旅行だけど、グルメも、観光スポットも外したくない!」という方、必見です。
ジンギスカンやスープカレーの評判店、時計台やホッキョクグマに会える動物園、グルメイベントや雪まつり、大自然を遊ぶアクティビティからお土産情報まで、「定番だけど満足度も高い」情報をお届けします♪
<目次>
■札幌観光の見どころ
■札幌観光におすすめのスポット
■札幌のおすすめのイベント
■札幌のおすすめのアクティビティ
■札幌のおすすめの食べ物
■札幌のおすすめのお土産
札幌観光の見どころ
人口約200万人の札幌市は、言わずと知れた北海道一の大都市です。
北海道中の味覚が集まるのはもちろんですが、札幌ならではのグルメも、ラーメンやスープカレー、近年定番となりつつある夜のシメパフェなど多彩。
初夏のYOSAKOIソーラン祭りや秋のさっぽろオータムフェストなど、一年を通して札幌の街を彩るイベントも見逃せません。
もちろん、観光スポットも充実しています。街中にも開拓期の歴史薫る建物が残り独特の都市景観を作り出しています。そして、少し足を延ばすと豊かな自然が広がり、手軽にアクティビティも体験できます。
旅の思い出には、メイド・イン・札幌のお土産を。定番お菓子から、さりげないセンスが光る商品まで目移りしちゃうほどですよ。
札幌観光におすすめのスポット
札幌市時計台
鐘が鳴り響き時を告げる、札幌の街のシンボル

札幌駅から歩いて10分ほど。札幌の中心部に位置する「札幌市時計台」。「少年よ、大志を抱け!」の言葉で有名なクラーク博士の構想にもとづき、北海道大学の前身である札幌農学校の演武場として、明治時代の1878年に建設されました。
ここは、生徒の兵士訓練や心身を鍛える体育の授業を行う場所として、また入学式や卒業式を行うための中央講堂としても使われていました。
開拓期のアメリカで流行した木造建築様式が用いられ、札幌の青空にもよく映える赤い屋根と白い壁が印象的な時計台。撮影の時は、できるだけ低い位置にカメラを構え、見上げるようにして人物と建物を一緒に撮るのがコツです。

時計台は中に入ることもできます。1階には演武場が建設された当時の様子や塔時計がつけられたいきさつ、農学校生徒の学習の様子など、いろいろな角度から時計台を知ることができます。
2階には時計台で動いている塔時計と同じ型の機械が展示されています。塔時計の仕組みが良くわかり、毎日9:15から10分ほどこの機械の説明も行われています。
塔時計は、毎正時に時を告げる鐘を鳴らしているので、時計台の見学は鐘のなる時間がおすすめ!特に鐘の数が多い時は、なんともいえない心地よい気分になりますよ。
住所/北海道札幌市中央区北1条西2丁目
営業時間/8:45~17:10(最終入館17:00)
定休日/なし ※1月1日~3日
アクセス/地下鉄東豊線「大通り駅」より徒歩5分
駐車場/なし
料金/入館料大人200円、高校生以下無料
「札幌市時計台」の詳細はこちら
さっぽろ羊ヶ丘展望台
クラーク博士像が立ち、羊たちが草を食む牧歌的な風景

札幌農学校の初代教頭だったクラーク博士像。「少年よ、大志を抱け!」という言葉で有名な人物、といった方がピンとくる方も多いかもしれません。
そのクラーク博士の立像とヒツジが草を食むのどかな景色が広がるのが、札幌市郊外にある「さっぽろ羊ヶ丘展望台」です。
もともとは国の研究施設でヒツジを飼育していた場所ですが、見物客が多く訪れるようになったため、1959年(昭和34年)に、敷地の一部を展望台として開放しました。
この展望台からは、札幌の市街地を広く望むことができます。天候に恵まれた時には、石狩平野越しにそびえる、増毛町の暑寒別岳(しょかんべつだけ)も。

一年を通して見せてくれる、色とりどりの景観も楽しみのひとつ。
春の桜、初夏のラベンダー、紅葉に白銀の雪景色…。この場所をウェディングフォトのスポットに選ぶカップルも多いそうですよ。
敷地内には、ジンギスカンが食べられるレストハウスや雪まつりの資料館、足湯も。もちろんお土産も買えますよ。広大な景色を眺めながら食べるソフトクリームは、また格別!
4月下旬~5月上旬にはヒツジの毛刈り、7月のラベンダーの刈り取り体験、秋のグルメイベントなど、四季折々に催し物が予定されているので、HPをチェックしてみてくださいね。
住所/北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
営業時間/5月・6月は8:30~18:00、7月・8月は8:30~19:00、9月は8:30~18:00、10月~4月は9:00~17:00※施設営業時間は異なります
定休日/なし
アクセス/地下鉄東豊線「福住駅」より路線バスで10分、道央道北広島ICより車で20分
駐車場/あり(無料)
料金/入場料大人520円、小・中学生300円、未就学児無料
「さっぽろ羊ヶ丘展望台」の詳細はこちら
札幌市円山動物園
個性豊かな動物たちのキュートな仕草に目が釘付け

1951年に北海道で初めて誕生した動物園です。
特に春はおでかけしやすい陽気と、桜の開花に合わせて週末になると地元の人を中心に大勢の人で賑わいます。
園には約170種900点もの動物が暮らしていますが、特に人気なのはホッキョクグマ。
2018年3月にオープンしたホッキョクグマ館には、国内最長となる約18mの「水中トンネル」があります。その中に入るとなんと頭の上には、大きな体で毛をなびかせながら泳ぐホッキョクグマの姿が!
迫力とかわいらしさが同居するしぐさに、人気者たるゆえんを感じます。

そして、2019年のトピックスといえばゾウ舎の誕生です。
実は円山動物園には、長い間ゾウがいませんでしたが、この春4頭のアジアゾウが公開されることになりました。
ミャンマーからはるばるやってきたゾウたちには、シュティン、ニャイン、パール、シーシュというかわいい愛称もつきました。
目の前でゾウが泳ぐ姿を見ることができるプールがある屋内放飼場や、様々な角度から観察できるように設計された屋外放飼場など、国内でも最大級のゾウ舎は、ゾウたちの生態や愛くるしさを存分に感じることができます。
ゾウたちが観察できるのは、11:00~15:30です。
ほかの動物たちも体調などにより展示時間が変更になる場合もあるので、詳細はHPなどで事前に確認してくださいね。
住所/北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1
営業時間/9:30~16:30(最終入園16:00)、11月~2月は9:30~16:00(最終入園15:30)
定休日/第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日) ※4月・11月は第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日、12月29日~31日
アクセス/地下鉄東西線「円山公園駅」より徒歩15分
駐車場/あり(普通車1回700円)
料金/大人600円、中学生以下無料
「札幌市円山動物園」の詳細はこちら
札幌市中央卸売市場 場外市場
北海道の「おいしい」が集まる市場。食べて買って大満足

旅先の文化に触れるなら、土地の食を知るのが一番!
その土地の食が集まる市場なら、地元の「飾らない普段の顔」も感じることできオススメです。
「札幌市中央卸売市場 場外市場」は、一般の人も買い物や食事ができる市場。その名前の通り、札幌中央卸売市場に隣接して、150mもの道の約60の店が軒を連ねています。
活きの良い海の幸、北海道各地で収穫される旬の野菜や地元ならではの加工品など、店先には北海道の食の豊かさを感じる顔ぶれがズラリ!近年では地元の人だけでなくたくさんの観光客も訪れる注目のスポットになっています。

市場には約20軒の食事処もあります。
隣の卸売市場から仕入れる新鮮なネタが自慢の寿司や、鮮度抜群・ボリュームも満点の海鮮丼はもちろん、浜焼きを楽しむカキ小屋に定食、ラーメン、中華、うなぎのお店まで、バラエティに富んだ顔ぶれです。
お店の多くは7時から開いているので、市場で朝ごはんを食べる、という滞在スタイルを楽しむ観光客も増えています。
市場で購入したものは、もちろん発送することもできます。
お店は15時を過ぎると、閉め始めるところもあるので早目に訪れたいところ。各店舗によって定休日や営業時間は違うので、事前にご確認くださいね。
住所/北海道札幌市中央区北11条西21丁目2-3
営業時間/6:00~17:00、飲食店は7:00~ ※店舗により異なります
定休日/市場全体はなし。そのほか店舗により異なります
アクセス/地下鉄東西線「二十四軒駅」より徒歩7分
駐車場/あり
白い恋人パーク
季節の花もキレイ!おいしいお菓子のテーマパーク

「白い恋人パーク」は、北海道を代表する銘菓「白い恋人」の工場見学やお菓子作り体験、オリジナルスイーツが味わえるほか、商品の購入もできるチョコレートエンターテインメント施設です。
パーク内に入ると、中庭にローズガーデンが広がります。6月頃からクラッシクローズをはじめとする様々な種類のバラが咲きはじめ、6月下旬~7月上旬には満開に。甘く濃厚な香りが園内を包みます。
また、冬はイルミネーションで煌びやかに彩られるため、一年中楽しむことができるのも魅力です。

そして見逃せないのは、銘菓「白い恋人」が生まれる瞬間。
ガラス越しに白い恋人の製造ラインが見学できるのですが、残念ながら現在はリニューアル工事のため休止中。2019年7月12日からは新しくなった姿が見学できます。
「白い恋人」に絵を描くことができるスイーツワークショップも、同じタイミングでリニューアルオープンするので詳細はHPで確認してくださいね。
ほかにもキュートなキャンディが作られるキャンディ・アート専門店「キャンディ・ラボ」やオリジナルスイーツが味わえるカフェなど、楽しみどころは盛りだくさん!
パーク内はどこを切り取っても絵になる風景なので、SNS映えのする写真が撮れるのも嬉しいポイントです。
おとぎ話の世界のようなメルヘンチックな空間が広がる「白い恋人パーク」。季節を変えて二度三度と訪れたくなること間違いなしですよ!
住所/北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
営業時間/9:00~18:00(一部施設は~19:00)
定休日/なし
アクセス/地下鉄東西線「宮の沢」駅より徒歩7分
駐車場/あり
料金/入場無料(一部施設は有料)
※2019年7月11日までの期間はリニューアル工事のため、白い恋人製造ライン、お菓子作り体験工房、チョコレートラウンジ、チケットカウンター(入館受付)は、営業休止中。ショップ・ピカデリーは仮設売店での営業です。
「白い恋人パーク」の詳細はこちら
藻岩山・札幌もいわ山ロープウェイ
日本新三大夜景の街明かりを、ぐるり360度で見渡す

札幌市のほぼ中央にある標高531メートルの藻岩山(もいわやま)。
2015年と2018年に日本新三大夜景都市に認定された、札幌の夜景を満喫できる絶景スポットです。
山頂への行き方は3つの方法があります。
ひとつはロープウェイと「もーりすカー」というミニケーブルを乗り継いで利用する方法、二つ目は観光自動車道を中腹駅まで車で登り、「もーりすカー」を利用する方法、そして季節の植物や野鳥のさえずりを楽しみながら歩く登山。
観光で訪れるなら手軽なロープウェイともーりすカーがオススメ。札幌市の景観色を使ったロープウェイからは、眼下に原始林や札幌の街並み、遠く石狩湾を望みます。
中腹駅から山頂駅へは、2両のキャビンが連結したもーりすカーで。森の中を駆け抜ける爽快感が味わえます。
山頂の展望台にあるのは「幸せの鐘」。その周りの手すりには愛の南京錠が取り付けられるようになっていて、訪れるカップルたちが永遠の幸せを願います。

時間が許すなら、あたりが暗くなりきる前の「マジックアワー」に立ち会うのがオススメです。オレンジからブルーへと変わるグラデーションは、思わずため息が出る美しさです。
住所/北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7
営業時間/[ロープウェイ]夏季(4月~11月)は10:30~22:00(上り最終21:30)、冬季(12月~3月)は11:00~22:00(上り最終21:30)※年末年始は特別営業(要問合せ) ※予告なく変更する場合があります
[藻岩山観光自動車道]10:30~22:00(最終入場21:30)※4月26日~11月中旬(予定)
定休日/ロープウェイ:4月11日~25日 藻岩山観光自動車道は冬季通行止め
アクセス/市電「ロープウェイ入口」より徒歩10分、また15分間隔で無料シャトルバスも運行
駐車場/120台(山麓駅駐車場)
料金/ロープウェイ+もーりすカー(展望台までの往復料金)は大人1,700円 小学生850円 ※未就学児は大人1人につき2人まで無料、それ以外は850円
藻岩山観光自動車道は乗用車660円
「藻岩山・札幌もいわ山ロープウェイ」の詳細はこちら
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